カメラボ – カメラ研究室 –アンティークフィルムカメラのリコーオートハーフがついにデジタルに!

(2010.02.08)

動画も、フラッシュも!レンズは標準レンズの43mm。
 

:製造秘話もいろいろあったとか(笑)。

:製造には苦労しました。

中身のカメラはほとんど改造なしに入れる事が出来ますが、それでも電池BOXなどの位置を変えたり、少し削ったりしなければなりませんでした。それをホールドするフレームも、オリジナルの複雑な形状をかなり削って作らねばならなかったし……。シャッターボタンはもとのままを使用して、スムーズに押せる様に改造!

電源スイッチもシャッター内部の部品を流用、分解したパーツはいたる所に再利用しています。バッテリーは元々の単4を2本で、裏蓋をあけると交換出来る様にしました。

:あれ? まさか動画は無理ですよね! 動画表示はダミーでしょうか?

:いえいえ、デジカメなので動画も撮影可能ですよ! フラッシュも付いてます! まさかこんなカメラで動画が撮れるなんて誰も気がつきませんね、、こういうのが楽しいでしょう(笑)。

:レンズはどんなものが?

:今はワイド全盛の世の中ですが、レンズは昔の標準レンズの43mmです。なかなかレトロな画像が撮れますよ!

丁度今リコーのGXRの50mmF2.8マクロレンズをテスト中ですが、改めて標準レンズの楽しさと、難しさを実感してます!(このGXRは次回やるためにテストしています)。

アシスタントのRIERI・さんがデジオートハーフで撮影したお散歩系写真。ホワンとアンティークな写真が撮れます。
本物のオートハーフには存在しないRyuが開発した液晶画面。