カメラボ – カメラ研究室 –アンティークフィルムカメラのリコーオートハーフがついにデジタルに!
(2010.02.08)こんな楽しいカメラは初めて!
Q:このオートハーフはカスタムだから、自分の好きなデザインや機種のでできそうですね。
R:今、写しているのは私の好きなカスタムで、オートハーフのパンサー_f9fデザインのBodyです。あと、ソフトバンクモバイルを意識して(笑)カラーバリエーションのものもありますし、オリジナルのBodyを生かした改造など多彩なバリエーションが作れます。ご自身の好きなモノをオーダーしていただいて、デジタルに改造させていただいたりもしています。ただ中には出来ない型もありますが。
Q:私も作ってもらおうかな〜。
R:これは完全に手造りの受注生産なので、すぐっていうわけにはいかないけど……。現在はHPのSHOPで予約受付中、改造に時間がかかるので少しお待ち頂いてます! 大体1カ月以内にはお渡しできるように考えてはいるんだけどね。
Q:Ryuさんの乗っているスーパーセヴンも、手造りの受注生産ですよね!なんかいい感じです。スローな時間、、というか、待つ間も楽しいですね!
このオートハーフの評判はいかがですか?
R:今まで渡したオーナーさんからは、「こんな楽しいカメラは初めて!」という感想を頂き、感謝しています。嬉しいメールがたくさんきていて感無量です。僕は、60年代のアンティークフィルムカメラは日本の財産だと思っているので、こういう形で残っていってくれたらすごくうれしいです。
あと、これは自分で作るのも楽しいカメラなので、いずれは製作講座をやれたらと思います。DIY精神をカメラでも!(笑)。
Q:今、Ryuさんの修理講座って大人気なんですよね!PhatPhotoさん主催のイベントでもすごい反響だったと伺っています。
R:欧米には、日本のアンティークカメラを直すのを趣味として楽しんでいる方がたくさんいるって聞いていたけど、日本にもたくさんいらしてビックリ&感動しています。また、今後キャノンデミ、そして僕の親戚のおじさんが開発に参加していたダイヤル35(Ryu著「かわいいカメラに首ったけ!」えい出版刊の中にその開発秘話もあります)のデジ化も手掛けるつもりです。
エコとかリサイクルって新しい物を買うことではなくて、古いものを大切にする精神の中にこそあると僕は思っているんだよね。日本は古いものにデザインのいいものが多いから、大切にリメイクとかリノベーションしていくのは、どの分野でも大切だと思うんだ。僕はカメラマンでカメラにお世話になったから、やっぱり初期のカメラを大切にしたいな。
Q:あっ!欧米もいいデザインはアンティークにも多いですよ!私はアンティークやブロカントの家具にはまっていますもん。
R:ではシメは「温故知新」というとで(笑)。今回、カメラデータはこの話の中でのくらいしかないので出ていません。値段、お問合わせ、御相談はHPからいただけるとうれしいです。
依頼により製作したレッドフラワーデジタル。液晶のための穴があるのがわかるでしょうか? |
今日のフォト
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撮影データ:
使用機材:パンサー_f9fデジタルバージョン
コメント:愛車ロータススーパーセヴンも受注生産の手造りボディ!手に入れるまでに2年近くかかった。自分で手造りした愛機Panther_f9fデジタルバージョンのオートハーフデジタルで写せるのは感無量だ!