梅雨が明けて暑くなりましたね。少し前からエアコンの除湿のお世話になっていましたが、最近は夜中にエアコンのタイマーが切れると目が覚めてしまいます。隣には、大の字になって眠る息子。その姿を確認すると「寝苦しくて自分から起きてしまった！　勿体ない！」と感じてしまいます。なぜそこまで強く眠りについて思うのかというと、そう、息子の夜泣きは1歳6ヶ月になった今も続いているのです。

夜泣きは文字通り、ベビーが夜中に突然泣くこと。理由ははっきりわかっていませんが、昼間の出来事が消化しきれないためとか、脳の発達によるものなどといわれています。ベビーにとっては毎日が初めての連続なわけだし、日々成長するベビーを見ていたら「大変なことだよなー、泣いてしまっても仕方がないよね」と納得。けれど、頭では理解できても、実際ベビーの夜泣きに付き合うとなると、かなりしんどく時には冷静でいられなくなってしまうこともあるわけです。

「夜泣き」というのが夜泣くことならば、息子は、生まれてから１度も夜泣きをしなかった日がありません。もはやこれ自慢の域(笑)。授乳をしていた時は、夜中も３時間ごとに起きて「くれ～」と泣いていたし、授乳をやめた今も泣いています。授乳をやめると夜起きなくなると聞いていたので、授乳をやめた後も夜泣きがなくならなかったのには凹みました。

　

ママもいっしょに泣いちゃった。

息子が授乳の他にも泣き始めたのは、7ヶ月の頃。夜中、授乳と関係なく泣き始めた時、「これが夜泣きか」と思いました。一度泣き始めると抱っこして歩かないと泣き止まなく、１時間以上あやしていないとダメな日もありました。夫は仕事があり朝も早いので基本的には夜泣きの相手は私がしていましたが、私の疲れが溜まるにつれ夫の出番も多くなり、この頃はふたりともクマを作って毎日を過ごしていました。授乳と夜泣きの「Ｗ攻め」は本当につらく、１度なかなか泣き止んでくれない息子にどうしていいのかわからなくなり、一緒に泣いたことがあります。しかも大泣き。別室で寝ていた夫が驚いたのかすっ飛んで来てくれて交替しましたが、その時の私の精神状態は相当だったのでしょうね……。

夜泣きにも波があるようで、Ｗ攻めの後は、また授乳だけになり、「夜泣きは終わるのかな」と思ったらまた始まり……というのを１ヶ月間隔で繰り返していました。Ｗ攻めが続いていたある日、授乳し終わったばかりの息子がまた泣き始めました。私は疲れから起き上がれないでいると、泣いている息子の方からやってきて、私に到着するとそのまま寝てしまいました。この行動にビックリ。「わざわざあやさなくても、ある程度泣いたら自分の方からやってくるんだ」と。これは大きな発見でした。

　

夜泣きとの付き合い方が変わりました。

それ以来、泣いてもすぐにはあやさなくなりました。目は覚めますが、起き上がらなくてもいいのでラクです。息子はある程度泣いたら満足するのか私の方にやって来きて眠ってしまいます。その姿を見ていると、もしかしたら息子はずっと「とにかく一度泣かせてくれ」と思っていたんじゃないかな、と考えるようになりました。日によっては「これは何かしないと泣き止まないな」という時もあり、その時は、抱っこをしたり、背中をトントンしてあげます。「あやす」ではなく息子が眠りに入れるように「サポート」をするに変わりました。

今の息子は夜中の12時頃に１度泣き、朝方にも１度は泣きます。30分ごとに泣いていた時期もあり、私の方こそ睡眠のバランスが崩れ不眠症になったこともありました。

夜泣きは程度も終了する時期もそれぞれ。まったく夜泣きがないベビーもいるというのだから何ともうらやましい限り。しかし、今は比較的落ち着いているのと、この状況に慣れてしまったというとこもあり、何とも思わなくなってきました。また悪化すると違うんでしょうけれど(笑)。まだ進行中ですが、夜泣きの体験で改めて「睡眠って大切！」と実感。次回もまた「眠り」にまつわるエピソードを書こうと思っています。さぁ、寝よ寝よ♪