加納忠幸のワイン飲もうよ 国産ワインコンクールって?
(2008.10.08) ここのところ、国産ワインに関心が集まりつつありますが、国産ワインコンクールという、
国産ワインのイベントが毎年開かれているのはご存知ですか?
毎年、7月に審査、8月に表彰式が行われますが、2003年に第1回が開催され、今年で第6回になります。
第1回のエントリーは418、今年が622ですから約1.5倍。ワイナリーの関心が高いことが伺われます。
消費者にも少しずつ認知され始め、コンクールで金賞を受賞したワインは引っ張りだこ。今年は14のワインが金賞でを受賞しましたが、コンクールから2ヶ月ほどたった、現在入手可能なワインは殆どありません。
このコンテストの私にとっていちばん良い点は、表彰式の開催日に表彰式と同時に公開テイスティングが行われること。金、銀、銅賞の、200以上にも及ぶワインが味わえると同時に、全国のつくり手の方たちと、じかにお話ができるのです。
私は第2回のコンクール以来、皆勤賞で通っていますが、年間スケジュールの中でも最優先するものとなっています。
今回は今年のコンクールについてのお話。今回の表彰式、公開テイスティングを野次馬的観点から眺めるとちょっと興味深いことに気がつきました。
表彰式では奨励賞、銅賞、銀賞、金賞の順に表彰され、金賞以外は代表者の方が壇上に上がって表彰をされますが、金賞は受賞した全員が壇上で表彰され、一人ずつ、受賞の弁を述べることになります。
こちらは金賞受賞者全員。 |
その中でなんといっても目立つのが、中央葡萄酒の三澤彩奈さんです。 |
彩奈さんは中央葡萄酒三澤茂計社長のお嬢さんで、中央葡萄酒ミサワワイナリーの醸造担当として、
ワインづくりに励んでいらっしゃいます。
今回は三澤社長が所用で表彰式に出席できないということで代理で挨拶をされました。
おじさんばかりが挨拶する中、若くてきれいな彩奈さんはとにかく目立ちます。
去年、ヨーロッパでの研修から帰国された彩奈さんは、ワイン業界内の行事に出席されることはありましたが、一般人が多数参加しマスコミも入る行事に出席し、それも挨拶をされたのは恐らく初めてではないでしょうか。
翌日の新聞をみると、山梨日日新聞では
これからは、彩奈さんもますますマスコミ注目の存在になるでしょう。彩奈さん、がんばれ。