ジェニファーの こんにちは vs Bonjour Noël à la française ~ フランス風のクリスマス

(2008.12.19)

皆様、
ボンジュール♪
Ça va ? お元気ですか。
来週いよいよクリスマスですね。
皆様はどういう風に過ごす予定ですか ?
やっぱりどこかのレストランでデートをするのでしょうか。
私はフランス流のクリスマスを過ごす予定です。

フランス流のクリスマスというのは・・・家族で過ごすことです。
そうなんですよ~。日本と違ってクリスマスは必ず家族と一緒に過ごすイベントです。
お正月は家族でも友達同士でも過ごすけどね・・・(日本と逆ですね)。
その理由はご存知だと思いますが、クリスマスは25日の朝に生まれた
キリストの生誕を祝うものだかです。
24日はこの生誕を迎えるための前夜なので、とても大切な時間になります。

昔はみんな24時を待って、ミサに出かけていました。
ミサに行ってから食事をして、
朝起きたら子供がプレゼントを開けていました
(プレゼントをもらうのは最近のことですけどね・・・)。
現在多くの町でミサが22時などに早めの時間に行われますから、
帰ってきてからこどもたちも一緒にみんなで食事をします。
ミサに行かない人たちも、昔のように基本的に遅めの食事をします。
でも今では誰も、24時まで待たないけどね!

だけど、私は子供の頃24時まで待っていましたよ~。
みんな、腹ペコで倒れないように20時ぐらいにスープなど軽食を食べて、
22時半~23時00ぐらいにアペリティフを始め、
深夜近くに食事をしていました。
日本で考えられないでしょう?
でもフランスでは昔こうだったからいまもこの習慣を続けています。

ご存知のように、欧米ではクリスマスに欠かせないのはクリスマス・ツリーです。
フランスでは部屋がばっちりクリスマスムードになりますよ~。
しかし日本ではそんな簡単に本物のもみの木のツリーを手に入れられないので、
クリスマスの雰囲気を簡単に楽しめるようにいくつかの工夫を紹介したいと思います。

まず、おすすめはキャンドルです。
テーブルにキャンドルを置くだけで、パーティっぽいの雰囲気に。
フランス人にとってキャンドルは、ロマンチックなディナーの時だけではなく、
普段のホームパーティやおしゃれな雰囲気を出したい時によく使っていますよ~。
そしてクリスマス柄付きのデコレーションアイテム。
ツリーやサンタ柄のテーブルクロスやランチョンマットを使い、
小さなクリスマスのオブジェを置くだけで、
ばっちりのクリスマスの雰囲気を出せます。

最後にもちろんフランス人は食事にもこだわりがあるけど、
それは今度の話にしましょう。

ではでは、à bientôt♪ (ア・ビエント=またね~)

 

ジェニファー

赤いキャンドルとプチクリスマスデコレーションでクリスマスの雰囲気。

フランスのクリスマスには欠かせないもみの木のクリスマス・ツリー。

もちろんクリスマスの雰囲気にはプレゼントも大事ですよ〜。

小さくても必ずクリスマス・ツリーを飾ります。