ジェニファーの こんにちは vs Bonjour クリスマスのワクワク感。

(2010.12.15)

皆さま、ボンジュール♪

クリスマスは近づいていますね。12月ってフランス人にとってワクワクする時期です。クリスマスとお正月の準備で忙しいけど、いろいろ楽しめるからです。

クリスマスのプレゼントを探すのは大事な課題なのですが、もちろん年末のメニューを考えることで皆さんのテンションが高くなります。日本ではクリスマスディナーってレストランで食べるのは多いと思いますが、フランスでは家族の一番重要な食事会になります。クリスマスのディナーのために必ず皆集まりますね。昔は深夜の0時からのミサに行ってから食事をしていたのですが、現在もうちょっと早めにミサが始まったり、行かなかったりするフランス人もいるので、21時~22時ぐらいに食事を始めます。夜中まで続くお食事になるので、もちろん次の日は皆さん休んでいます。だから私は日本の初めてのクリスマスの時にびっくりしましたね! うちだけいろいろなワインを飲みながら豪華な食事をして遅くまで起きたのです。

フランスでは家を飾るのはクリスマスの楽しみですね。庭があるフランス人は庭まで飾ったりしているので、綺麗ですよ~。12月って寒いけど、イルミネーションを見るだけで心が温まります。

ギャラリー・ラファイエットの巨大クリスマスツリー。

クリスマスのメニューと言えば、欠かせない食材は前菜としてフォアグラやスモーク・サーモンや牡蠣になります。メインとしてターキーは一つなのですが、Chapon(シャポン=去勢して太らせた雄鶏)という鶏も結構流行っています。昔なかったのですが、ターキーよりもジューシーで好まれています。ロブスターのような海の幸もフランス人の大好物ですね。デザートは今日本でも販売されているBûche de Noël(ビュッシュ・ド・ノエル=長方形のクリスマスケーキ)ですね。

もちろんお料理を選ぶことにテンションが高くなるけど、フランス人にとってワインを選ぶのもとても大事なことです! 家族は皆相談しながら悩んだりしてワインを選んでいます。特別な機会に特別なワインを飲みたいからですね!

基本的にフォアグラに甘口の白、サーモンにも合います。生牡蠣にはやっぱり辛口の白ですね。でもその牡蠣をGratiné(グラティネ=グラタンにした)にすると甘口ワインでもOKです。いろいろなワインを楽しみたいので、メインに赤ワインを合わせることが多いです。最後にビュッシュ・ド・ノエルと一緒にシャンパンを頂く家族が多いと思います。

皆さまはどうする予定ですか。
家でクリスマスを過ごしたら是非フランスのワインを飲んでくださいね~♪
ではでは、à bientôt !