ジェニファーの こんにちは vs Bonjour フランス人は食前酒が大好き!

(2010.02.15)

皆さま、ボンジュール♪
この間、フランスに帰ったのですが、
相変わらずフランス人はよくワインを飲んでいるね~と思いました。
やっぱりお昼でもレストランに行くとワインを飲んでいる方々が多いです。
まあ、私も向こうにいるとお昼でもワインを飲みたくなります。
日本では飲んでいないけどね。
やっぱり向こうのお料理に合うからワインを飲みたくなるのでしょうね。
それからもう一つ確信したのは……フランス人が食前酒を飲むのは大好きです!

カナッペに美味しいシャンパン。

お家でも外でもよく飲んでいます。
ご存じの用にフランスでは食事は大事なコミュニケーションタイムですね。
美味しい物を食べながらいろいろお話するのは大好きなので、
フランス人は時間がある時にお友達や家族と3~4時間かけて食事をしています。
もちろんずっと食べているわけじゃないけどね。
一品一品の間にたばこの休憩をしたり、
お話して盛りあがるので、時間がかかるわけです。
その食事の大事な一部として見られているのは食前酒です。
食前酒と言っても必ずお酒を飲むではないですよ~。
オレンジジュースでもペリエでも飲みながらピーナッツなど
おつまみを食べていろいろお話する時間なのです。
要するに大事なコミュニケーションタイムですね。
だから時々食事をしなくても、
同僚同士や友達同士で食前酒だけ頂いたりしています。


たとえば、仲良くしているお隣さんが急に訪ねてくると、
食前酒の時間だったら
「帰る前にアペリティフ(apéritif=食前酒)を飲みましょうよ」とよく提案します。
フランスのお家にいつでも食前酒を楽しめるように
市販のクラッカーやピーナッツやオリーブなど
アペリティフに合う物をストックしてあります。

おうちのアペリティフは本当にある物で良いからね!

飲み物もそうです。アペリティフとしてもちろん
ワイン(特に白ワイン)を頂く方もいますけど、
ウイスキーやポルト(ポルトガルのPorto産のリキュール酒)や
パスティス(アニスで香りを付けたMarseilleマルセイユ生まれ蒸留したお酒)など
どのおうちでもよく置いてあります。
ボルドーではボルドーの食前酒もありますよ~↓

Lillet リレは ワインベースの食前酒です。
日本でもよく飲んでいる日本酒です!

一番人気があったのは左の「超特撰 黒松白鹿特別純米山田錦」でした。
「特撰 黒松白鹿 特別本醸造山田錦」も人気があったけど日本酒に慣れていない、
ワインの民族であるフランス人に最初は味が深くコクがある
「超特選黒松」のような日本酒が良かったみたいです。

皆さまも日本で簡単にフランス流のアペリティフを再現してみてくださいね♪
A bientôt !