ピエールのハッピーハンティング ピエール様が行く! 節分は、恵方巻き食べて、豆食べて、何の日なのか忘れてる。(笑)

(2010.02.10)
音声:『節分は、恵方巻き食べて、豆食べて、何の日なのか忘れてる。(笑)』

クリックしてピエール様の声を聞くべし。

 

 

ボンジュール、ムッシュ エ マダム。
ご機嫌よろしくって?

ねえ、ねえ、気がついたらもう節分も過ぎちゃってるのよね~?
それって、もう2月になってるってことでしょ!?

ちょっと、ちょっと、待ってよ~。
お正月に心入れ替えて、「今年こそはっ!」って思ってたのに、
気がつけば、また何にも変わってないじゃないのよ~!

って、そういうあなたも人のこと笑ってられるの?
どうせ今年も1本でいいっていう恵方巻きを、2本は食べたでしょう!?

豆だって、子供の頃は「もっと食べた~い」って思ってたのに、
最近じゃあ、歳の数だけ食べなきゃいけないっていうのは、
ある意味もう罰ゲームよね。(笑)

でもいいのよ、いいのよ。
いくつになったって、お正月に何を誓おうと、
節分は、文字通り「節」なんだから、
昨日までのことはきれいさっぱり忘れて、線引いて、区切りつけて、
やり直せるチャンスの日なんだから!リセット、リセットよ!

念のために言っとくけど、あなたのおなかについてる線は「節」じゃなくて、
パンツが食い込んでる、ゴムの跡ですからね。
もう、そういうとこだけはいつもプラス思考なんだから。(笑)

さっ、そういってもなかなか竹のように「節」がつけられず、
リセットのキッカケがつかめない人に、お奨めのDVDがあるのよ!

タイトルは、『きみならできる! 夢は僕らのロケットエンジン』
日本一感動するって評判の講演会を収録したものなのよ。

北海道の小さな炭鉱町で生まれた、植松努さんという紙飛行機好きの少年が、
のちに「どうせ無理」「できるわけがない」っていうまわりの言葉に負けずに、
独学でロケットを開発して、今ではアメリカの会社と協力して、
次世代の宇宙船開発の最先端でがんばってるっていうお話なのよ。

その内容をちょっと紹介させてもらうわね。

ロケット?   あっ、そういうの興味ないし……とか言ってるあなた!
オーディションだったら、その時点でアウトね。

だいたいにして、あなたの興味のあることだけしかやってこないから、
今のあなたになっちゃったわけでしょう?
ここから先は、「あなた」の外側を探さないと、もう何も見つからないわよ。

この植松さんは、世間の「どうせ無理」の外側を探しに行った人なのよ。
「やったことない」は「できるわけがない」が、本当かどうかを
確かめに行った人なのよ。

確かに「できない」って言えば、何もやらないですむし、
初めから「無理」って何もしなければ、物知り顔でいられるわよね。

つまり「どうせ無理」は、楽をするための魔法の言葉ってことよね。

でも、そもそもどうして「楽」をしたいのかしらね?
人生の目的が「楽」なのかしら?

何でも試してみるから、知ることができるのよね?
試行錯誤するから、方法が見つかるんだし、
失敗をするから、自信が持てるようになるんだと思うのよ。

今までは、「1」のものを「100」にすれば良かったのよ。
すでに有るものを、ただ増やせば、凄かったし、えらかったのよ。

でも、これからは、「0」から「1」を生み出すことが求められるのよ。

それは長い間、限られた人、特別な人だけのもので、
「どうせ無理」「できるわけがない」と信じられていたのよ。

でもね、本当はもうみんなやってのけていたのよ。
だって、今までこの世に「あなた」という人は2人としていなかったし、
あなた以外の誰でもないし、前例もなく、唯一の人生を生きているじゃない。

それまでいなかった「あなた」が生まれ、どうあれ生きているってことは、
つまり「0」から「1」をまんまとやってのけているってことなのよ!

生まれたての赤ちゃんにとって、世界のすべては、
知らないことと、やったことのないことだらけよね?

でも、歩こうとするじゃない!  しゃべろうとするじゃない!
あなたも、そのすべてを見事にクリアして成長してきたんじゃないの?

「0」と「1」は、たった1つしか違わないかもしれないけど、
その変化はとてつもなく大きいっていうのは、分かるわよね?

だから、もう「だめ」って言わないで!  「できない」って思わないで!

「だめかもしれない」と「できるかもしれない」はとっても似てるけど、
向きが正反対の可能性なのよ。

その差が分かる?  この大きな違いがわかるかしら?
このちょっとした違いを、意識して使い分けることがとっても大切なのよ。
どこを目指すのか、何を願うのかで、結果はぜんぜん違ってくるんだから。

「空を飛びたい」から始まった夢は、決して飛行機の域をこえないの。
「月へ行きたい」って願ったから、ロケットは生まれたのよ。

飛行機をどんなに改良しても、宇宙には行けるようにはならないの。
わかる?  飛行機の延長線上には、ロケットはないのよ。

あなたが「何を願っているか」が大切なのよ。
「今」の延長線上に未来を見ていたら「あなた」を越えられないから。

未来とは、いつも未知と変化の先にあるものなのよ。

さあ、カウントダウンは始まったわよ!
ロケットエンジン点火!!

 
 

じゃあ、次回も「幸せ」を打ち上げましょうね~!