先日、ドイツ大使館で、ある著名建築家を招いた催しが開催された際、スポンサー企業の１つであった、BMW Japan が、素敵な車種を２台ディスプレイしていました。

まずは、今年6月に発売された新型モデルのＸ６。　ワインレッドの色合いが美しく、自然光の当たり具合によって様々な表情を見せる車だと思いました。アウトドアライフもエレガントに楽しめそうな車ですね。

そして次に６シリーズのカブリオレ。低めの車体とサイドの幅の広さが快適なドライブを想像させる都会的なデザインです。ゆったりと心地いい安定したしスピード感を満喫できそうですね。

ところで、2002年にBMWが出版した、BMW Art Car Collection 「Kunst am Automobil – Automobile Art」という写真集があり、眺めていると本当に楽しいです。世界中の著名アーティストがBMWレース用の車をペインティングし、アートと車を融合させた作品集です。

1975年のル・マン24時間レースに、フランス人の美術競売人でレーサーのエルベ・ポーランが、自らのBMW３．０CSLをプロのアーティストにカラーリングを依頼し、レースとアートの共存を図ったことから、BMWアート・カーが世界最速のアートとして誕生したようです。

ページをめくるごとに芸術性の高いアートな車が出現し、わくわくします。アンディ・ウォーホールのBMWカーなどもあります。

さて、この写真集の中で、私のお気に入りは、アーティストのジェニー・ホルツァーが1999年にデザインしたBMW V12　ルマン・レーシングカーです。

BMW特有の青と白のカラーが24時間レースでいつでもはっきり見えるよう、夜は青い蓄光ペイントが暗闇に浮かび上がるデザインだそう。　シンプルで近未来的、そしてとってもファンキーですね☆