ワガママおやじの面白三昧 「17」って不吉な数字なの? 『ハイドロゲン』の大パーティ。

(2010.02.24)

ボクの大好きなブランドのひとつに『ハイドロゲン』というブランドがある。イタリアのカジュアルブランドなのだけれど、アメリカを意識したイタリアンという感じでかなり素敵なのだ。

で、先日、表参道ヒルズ2階にあるハイドロゲンのショップ(Tel. 03-5775-2677)のリニューアルオープンに合わせ、デザイナー、アルベルト・ブレーシ氏が来日して、パーティがとりおこなわれたという次第。行ってまいりました、青山のクラブ『ル・バロン・ド・パリ』。まぁ、場所も場所なら出席者も出席者、皆様お洒落満開で有名人もちらほら。とにかくたくさんの人で溢れかえって大盛況。半袖OKなんじゃないのという超熱気。

 
その熱気を倍増させたのが、さすがのイタリアンブランドらしくサッカーパフォーマンスと男子垂涎のポールダンスという出し物。サッカーのトリッキーなリフティングには拍手喝采、ポールダンスは眼がハートマークになるものでありました。

こちらがトリッキーなサッカーリフティングパフォーマンス。相当すごいテクニックで様々なパフォーマンスを披露してくれました。拍手拍手!

アルベルト氏とはわずかな時間しか話せなかったけど、気になったのが彼が着ているセーターの胸に刺繍されたボーンクロス付スカル。『ハイドロゲン』のアイデンティティともなっているスカルの下にボーンクロスがついたのもので、彼曰く『ハイドロゲン』のトップラインに使うアイデンティティだそう。が、よく見るとその下に「VII」の文字が。これは何? と聞いたところ「17を意味するもので、17という数字はイタリアでは不吉とされているんだ。でもそれがボクにとってはラッキーナンバーなんだよ」というお答え。

『ハイドロゲン』デザイナー兼CEOのアルベルト・ブレーシ氏はイタリアンセレブを地で行く34歳。ランボルギーニ社長、フィアットの御曹司ラポ・エルカン氏、イタリア・サヴォイア王家王子といった超セレブたちとも仲良しで、自らもポルシェやランボルギーニなどを計12台所有、その他にも時計なんかも大好きで、気が遠くなるような時計が腕を飾っている。この日は『ハイドロゲン』の輸入代理店・三喜商事(Tel.03-5464-0521)さんのプレスさんも「誰なの?」と首をかしげる美女を引き連れて参加しておりました。羨ましい。

うむ? あ~なるほど、ボーンクロスを「X」とみるとその下の「VII」と繋げて「XVII」、すなわちローマ数字で「17」といいうわけか。なんで17が? と思って調べてみると、イタリア人というのはこの「XVII」というローマ数字から、ラテン語の「VIXI」という単語を連想するらしいのだ。で、ラテン語の「VIXI」は「VIVO=生きている」の完了形、すなわち「VIXI=生きていた=死んだ」という連想に繋がるらしい。納得納得。

でも、このボーンクロスをローマ数字の「X」と見るセンス、それに「VII」をつけちゃう彼のセンスがとても好きなんだよなぁ。また買わなくちゃ……「XVII」を。

ほら、眼がハートマークになるでしょ。やっぱポールダンスっていいなぁ……。で、後ろのスクリーンに映ってるのが『ハイドロゲン』のアイデンティティでもあるスカルくんたち。