明朝新聞 岡田稔 明朝新聞 岡田稔 – 13 - 離れて暮らす娘に毎朝送る、50円の物語。
(2009.03.02)
事情があって別々に暮らしている小学生の娘と
コミュニケーションを取るために お父さんが考えた方法は、 毎日、ハガキに物語を書いて送ることだった−−。 130枚に及ぶハガキから飛び出す物語。 前回までのあらすじ
熊と虎がモックンたちの前に飛び出してきたとき、木乃葉と老人がやってきて、やさしく話しかけ、あんパンを与えて落ち着かせた。しかしその後、駆けつけた警察の射撃班が弾を放ち、おとなしくなっていた猛獣たちは、再び牙を剥き出しに! 猛獣使いの麻美と卓磨も到着し、熊と虎に呼びかけるが…ヘリの音でかき消され、その声は届かない。そして警官が放った3発の弾のうち、1発が熊の右後ろ足を貫通した。
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