先日、フランスとルクセンブルグの国境に近いドイツの古い街 ベルンカステル・クースを訪問した時、さっそく小さな帽子専門店を見つけ、フラリと立ち寄りました。

気に入ったベレー帽を試着し、店の女主人に意見を求めると……。
背が高く、ブロンドのわかめちゃん髪がキュートなその女主人は、「ベレー帽は自由に遊びながらトライすると楽しいのよ！」と言い、様々なかぶり方を伝授してくれ、すっかりファッション・ショーならぬ帽子ショーへと発展し、楽しい雰囲気に。

それでは、早速このマダムに伝授された、ベレー帽のかぶり方、３パターンをマイ・写真とともにご紹介します！　unphotoのフォトグラファー・山家さんに、ボサノバのリズムに乗って自然光で撮影頂きました。

その１
少々サイズが大きめのベレーを、クシュクシュっとかぶる。ラフに頭にベレーをのせてから、トップを無造作に遊ばせると上手にかぶれる。おでこに帽子をかぶった跡が残りにくい。

その２
丁度おでこの半分ぐらいのところにベレーを丸くボールのようにのせる。ベレー帽の上にツバがついていたら、そこを持ち上げボリュームを出し、さらに横に空気を入れる感じでふわりと丸みを出すのがコツ。

その３
一度おでこの半分くらいまで深くかぶり、その後ベレーのトップを後ろに持っていく。その後、好みに応じて右または左半分を水平に前にもってくる。

形がカッチリと決まっている帽子と違い、ベレー帽は好みに応じて形を変化させ、自由に遊べるところが楽しいですね。雰囲気もガラっと変わるので、違う自分を楽しんでみてはいかがでしょう？