一瀬恵のパンクなドイツ Mon amour 宝石のミニ・カー、そしてメルセデス。

(2008.06.17)
先日、ドイツで2つの非日常的な車に出会いました。

1つめは、写真のミニ・カー。水晶とダイヤモンドで創られている装飾品ですが、かわいいでしょ!? これは水晶の産地、イーダー・オーバーシュタインという町で、ある宝石商が意気揚々と見せてくれました。

この宝石商は、「意味のない無駄は最高の贅沢だ」と、ドイツ人らしくない?ことを言いながら、ついでにダイヤモンドで出来たミツバチやバッタなどの置き物なども見せてくれました。

このミニ・カーをはじめ、意味のない置き物も、宝石で出来ているせいか? なぜか笑ってしまう程にユーモラスでゴージャスなものばかりでした。 
そして2つめは、メルセデスポルシェの本拠地、シュトゥットガルト市にある、メルセデス・ベンツ美術館で発見した写真のタイプ。

アートなフォルムに気品があり、シンプルですがラグジュアリーですね。女パイロットの気分で贅沢なスピード感を体験できそうです。時間を忘れて眺めてしまいました。
さて、先述の宝石商は、もともと「ジュエリー・宝石」とは、人をハッピーに魅了するという意味を持っている、と言ってました。

そういう意味では、アートな造型の車も宝石のような意味合いや役割がある気がします。

かっこいい車は、存在そのものが創造的で美しく、眺めているだけでセクシーな気分になってしまいますもの。

水晶の産地、イーダー・オーバーシュタインにて、宝石のミニカー。

シュトゥットガルトにて。シンプル、でもラグジュアリーなメルセデス。