私事養生訓 スキニージーンズを履けない悩める男子へ。

(2008.06.05)
 時代はメタボ隆盛。メタボ対策の健康食品をよくCMで目にします。そのくせ、巷で売られている服といえば、細い細い。はっきり言って、骨と皮以外の余分なものがついていたら絶対に着られないような服がはやっています。筋肉なくして人の体は成り立たない訳ですが、筋肉をつけるとおしゃれな服が着られないのです。ウエストに余裕があっても、足がきつい! 足がピチピチで違う方向に勘違いされちゃう! とか、ちょっとスポーツをしていた私にとってはなかなか悩ましい問題な訳です。 

 でも、足をきれいに見せるって、おしゃれの基本のような気もするし、きれいに見せるにはやっぱり細いジーンズをはいたほうがいい。すると必然的にスポーツマンはちょっとダサい人になってしまう。(気がする)スキニーをはかないオシャレをするしかない。だけど最近、すごいジーンズに出会ってしまったのです。
 
 そのジーンズは、変則的な作りをしているのですが、どういう作りかというと、ウエスト、太ももは普通のジーンズのようにゆったりした作りになっているのですが、膝下がすごくタイトになっているのです。そのため、アスリートの鍛えたふくらはぎは、そのタイトなジーンズにぴったり包まれて、きれいに足の形がうかびあがるのです。

 もともとこのジーンズ、スウェーデンで流行して日本に入ってきたそうです。デニム生地をそのまま使っているので、はき始めはすごく固くて動きにくさも感じるのですが、慣れてくると、はいている感覚がない位に快適になってくるんですね。そうなってくるともう、自分の足のラインにぴったりになっていて、こなれたオシャレな一本に変身しているのです。

 そんなジーンズの重要な名前といえば、はいている感覚がなくなってくる→ズボンをはいてないに等しい→ヌード……「nudie Jeans (ヌーディージーンズ)」なんて名前なのです。さて、スキニーをはけずに悩んでいた方々、お試しになってみては? 

 

column_080605_ph2