栗林知代のアイ・アム・ママ! 風邪ひきさんは終了。ママも
子どももお疲れさまでした 。その2

(2012.08.28)

息子が中耳炎になって随分と日が経ってしまいましたが、前回の続きをしたいと思います。この話の時期は冬ですが、中耳炎季節問わずなるみたいなので、どうぞ参考になさってみてください。

「急性中耳炎」から「滲出性中耳炎」に移行してしまった息子。「滲出性中耳炎」とは、水(正確には滲出液というののらしいのですが)が鼓膜の奥にたまってしまうというもの。息子のように「急性中耳炎」の後になるケースが多いそう。痛みはないので、子ども自身はつらくありませんが、きちんと治さないと「難聴」になることも。この水は、自然に排出されて治ることもありますが、水がなかなか排出されない場合は、鼓膜を切って水を人工的に排出する処置を取ります。この処置も、麻酔(注射ではありません)をするので痛みはないらしいのですが、水を抜く時の激しい音と、子どもが動いては危ないので治療台にタオルなどでぐるぐる巻きにすることが多いらしく、その恐怖からギャン泣きする子が多いそう。

息子は、とても怖がりなため、耳の水を抜くことになったら恐怖心から「泣きまくるだろうなぁ」と思いました。治すためなら仕方がないけれど、やっぱり子どもに恐怖感や痛みを与えたくない。しかも、息子の性格からすると「もう絶対耳鼻科はイヤ!」ということのなり、今後耳鼻科に通わせることが大変になる……。そんな方式をぐるぐる考えていると、なんとか薬で水が抜けて欲しい!と願いました。

完治の決め手は春休み?

1週間に(確か)1回くらいのペースで耳鼻科へは通い、結果1ヶ月程で息子の耳の水は薬のみで抜けました。その間、新たに風邪をひいて鼻水がでるようになるとまた中耳炎になってしまう可能性もあるので、ほんと気を使いました。治った1番の理由は、ずばり幼稚園が「春休みに入った」ことだと思います。子ども達が集まる環境は、風邪をうつしうつされの世界。そうやって強くなっていくのだろうけれど、いつも風邪の菌がある環境は、ひいた風邪が治りにくいのも事実。いつもは幼稚園が長期の休みになると「ひえ~。これから毎日子どもと一緒。大変だぁ」と思うのですが、今回は休みに入ってくれてちょっとほっとしました。

「1度中耳炎にかかるとなりやすくなる」と聞いたことがありますが、お医者さんによると「1度だけならそうとも言えない」そうです。息子の場合、薬は使いましたが、鼓膜を切らずに水が抜けました。そういう子は排出する機能が働いているようなので、「なりやすい」とは言えないそうです。中耳炎になってから半年ほど経ち、最近もまた鼻水をたらす風邪をひきましたが中耳炎にはなっていません。

先生が優しい。それだけで子どもは安心できる。

幸い先生が優しい人だったので、はじめのうちは緊張していた息子でしたが、何をされるのかわかってからは嫌がることもなくなりスムーズに耳鼻科へ通うことができました。子どもを診てもらう病院は、ほんと先生の優しさって重要です。病院選びって結構難しい。それだけに自分にとってよい病院に出会えるとうれしいですよね? それが子どもの病院だと特に……。


『チャヤマクロビ』のアイスは、タマゴ、乳製品、白砂糖不使用。この日食べたアイスは偶然にもニコちゃんマークになっていた!