買い物依存症 モニターの色とプリントした時の色の違いが気になって。

(2009.03.25)

せっかくフォトショップなど使ってデジカメで撮った画像をいじっても、プリントしてみたら今までの努力なんだったんだろう、ってな色になってしまった、なんてことよくありますよね。そこででてくるのがキャリブレーションというむつかしいことば。まずはモニターがちゃんとした発色していないといけないわけで、ここでモニターのキャリブレーターという道具が必要になります。

いくつかありますが『i-One』というのと、『Spyder3』と言うのが一般的でそれ以外は大手印刷屋が使うようなとても手が出ないものかあまりおすすめできない安いものになってしまいます。

評判がいいのは『i-One』、でも高い、『Spyder3』は比較的安い(と言っても簡単に手が出せる価格ではありませんが)あるサイトではめちゃめちゃに駄目だとたたかれいるので心配になっていろいろ調べました。

実際に使っているデザイン事務所などの評判や液晶モニター技術者などに聞いたところ僕程度の使い方なら全然問題ないし、十分ですよとの回答を得たので(実際デザイン事務所でも結構使っていました)これを買うことに決めました。価格以外のもう一つの動機はデザインがよいこと、これ僕にとっては結構大切。結局最終的に選んだのが『Spyder Studio』というモニターキャリブレーションに加えプリンターキャリブレーションも出来るタイプ。これならモニターが正しい発色ならプリントも同じに出るはず。モニターキャリブレーションだけなら『Spyder3 Elite』というのがありますけれど今回はプリントの色が問題なのでこれは除外。

円高もすすんで92円くらいなのでまた例によってニューヨークのカメラ大型ショップの『B&H』のサイトで注文。運賃込みの日本円換算で5万6359円(カード支払いでの請求額ですから確かです)それに日本の消費税が1,500円、関税がなぜか0円、日本で買うと8万4,000円、安いところでも7万8,000円はします。

UPSで届くのは約一週間です、運賃は商品価格と一緒にカードで払い込みますが、関税と日本の消費税は家まで運んできた運送業者が立て替えて払っていますので、受け取り時に支払います。届くとこんなパッケージで届きました。あけるとアルミのトランクにすべてのパーツが入っているという具合。ちょっとドキドキします。中身のセッティング、使った感想は次回。

注文してから約一週間、こんなパッケージで届きました、買い物依存症依存症のボルテージはピークです。

ちゃんと使えそうなアルミトランク、写真の部分は巻いてある紙です。とってしまえば何にでも使えるアルミトランク。

こんな感じで詰まっています。これで友人のモニターの調整の出前にも使えます。