栗林知代のアイ・アム・ママ! 楽しい旅行、乗り物のなかでベビーを泣かせないための準備って?

(2009.09.15)

こんにちは! みなさまは夏休みをどのように過ごされましたか!?  私は、先日から2週間実家がある北海道は札幌へ息子と帰ってきました。寿司や刺身、夕張メロンと北海道の幸にはじまり、息子を両親に預かってもらい普段はあまりできない外食をいろいろ堪能してきました。

札幌の名所「テレビ塔」!  8月も後半になると、北海道では秋を感じます。この日も晴天でしたが、日差しはやわらかく過ごしやすかったです。

里帰りをする際、悩んでしまうのは、公共の乗り物のなかでぐずりはじめたらどうしよう?!  ということ。 我が息子は、今回で飛行機に乗るのは6回目。息子の場合、バスの中は、外の景色に興味深々で大人しくしているので特に問題なくクリア(ちなみに電車の中は、ドアの開閉の音が怖いらしく苦手なようです)。問題は、外の景色が見えない(変わらない)飛行機のなか。飛行機のなかでぐずられた時は、自由に移動はできないし参ってしまいます。特に今回は、息子も歩くようになっているため、機内のなかで歩きたがらないか心配でした。

泣かせない作戦としてはまず、飛行機の便を息子のお昼寝時間に合わせて予約。そして眠らなかった時のために赤ちゃんせんべいと、お気に入りのおもちゃを用意しました。結果は、作戦が成功し行きも帰りも機内ではほとんど寝てくれて助かりました。少しぐずった時もあり、おもちゃや絵本を与えてみましたが、まるで無視。赤ちゃんせんべいだけが頼みの綱で「よく食べますね~」と隣に座っている方に感心されるほどあげてしまいました(苦笑)。

今回、機内に持ち込んだ絵本とおもちゃ。右側にある顔が描かれた紙コップは、教育テレビで紹介していたものを参考にして私が作った超簡単手づくりおもちゃ。軽くて音が鳴らないので色々と便利。下側にあるのは「ピジョン」の歯がため。息子の場合、指しゃぶり防止アイテムとして使用。
ベビー用のお菓子。上側2つ「赤ちゃんおせんべい」と「じゃがいもと野菜のうす焼きビスケット」(いずれもWAKODO)は「トイザラス」で購入。下段は「ナチュラルハウス」で購入の「有機 赤ちゃんPONPON」。おせんべいが大好きな息子。食後のデザートとして必ず欲しがる気に入りっぷり。このカサカサした感じが良いみたい。今のお気に入りは「うす焼きビスケット」。数種類の野菜が練り込んでいます。

その理由のひとつは、離着陸の際「座席の前にある荷物は、お持ちください」とアナウンスが入りますよね? 息子を抱っこしている手に、お菓子の入ったバックを持つと赤ちゃんせんべいを見つけられてしまい息子に「くれ!」とせがまれてしまうから。ベビーを抱っこしたまま荷物を手に持つのは大変なので、座席前に置いた荷物をそのままにしておき安全確認しているキャビンアテンドさんに「見つかりませんよーに」 と願ったりするのですが必ず見つかってしまいます。さらに「お手伝いいたします」と言われて手にもたせてくれる。さすがです(笑)。

息子がもっと小さい時は、おしゃぶりを用意しました。そしてなんといってもおっぱいがありました。友達に「(ぐずらせないよう)飛行機のなかでおっぱいをあげた」と聞いた時は抵抗がありましたが、目隠しのカバーも用意して搭乗。しかし実際その時になってみると意外にへっちゃらで、これができると完全無敵です。ある時、ぐずったため母乳をあげずにおしゃぶりをあげたら、もともと完全母乳でおしゃぶり慣れしていない息子は「こんなの嫌~」と跳ね除け、そのはずみでおしゃぶりは空中で弧を描きスーツを着た男性の足元に「ぽとん」と落ちたことがありました。男性はやさしくおしゃぶりを拾い手渡してくれましたが、まさか彼も飛行機の中でおしゃぶりを拾うとは思わなかったでしょう……。

ベビーを連れての旅行は楽しみでもありますが、大変なこともあります。ベビーも大人もなるべくストレスがない旅行になるように心がけたいですよね。