仲原かおるのスローキャリアのすすめ 『ル・コルドン・ブルー 代官山校』でフランス人シェフから直接教えてもらう本格派クリスマス・ケーキ。

(2009.12.08)

本当に特別な人だけに、今年は手作り&豪華なノエルをプレゼント。

北風の吹く寒い季節になってくると、お家の暖かさが身に沁みますよね。レストランでパーティーもいいけれど、今年は手作りの料理でお家でゆったり祝いたいなあ。ほんのりオレンジの灯りが燈る玄関を開けたら、美味しそうなお料理の匂いがして、落ち着いたクリスマス・ソングなんかが流れてきたら、もう最高だわー♪
簡単にできる! というのが売りの料理本が最近はもてはやされているみたいですが、やっぱり特別な人との特別な日には特別な手料理でもてなしたい!本格的な料理のお家クリスマスを家族や恋人にプレゼントして、びっくりさせたい!やっぱりコースの最後は手作りケーキで締めくくりたいナー。という事で『ル・コルドン・ブルー 代官山校』で超本格派クリスマス・ケーキ 「ミルクチョコレートとカライブのクレムーのビュッシュ・ド・ノエル」を教えて頂きました。

 
習うなら本物を、でも短時間で、というワガママを叶えてくれるサブリナ・レッスン♪♪

数ある料理学校の中で『ル・コルドン・ブルー 代官山校』を選んだのは、シネマコーナーでも紹介しているメリル・ストリープ主演の映画『ジュリー&ジュリア』に影響されたから。二つの実話に基づいた映画で、二人の女性が料理を通して自己実現を果していく様子が生き生きと描かれています。食べるのが好きな人、料理が好きな人、いつか趣味を仕事に発展させたい人、フランスが好きな人、とにかく元気になりたい人! 皆に楽しんで頂けるお薦め映画です。映画の中でジュリアが通うのが料理の名門『ル・コルドン・ブルー』。 

日本でも、有名な女流作家さんやモデルさん女優さんが講座を受講したのだそうです。

1世紀以上の歴史を誇り、現在では世界17カ国に30余の学校に、様々な国籍の3万人以上の生徒が在籍、フランス料理の真髄を学ぶべく切磋琢磨しています。本科のレッスンはジュリア・チャイルドのように本格的に料理人を目指す人向け。その本物のエッセンスを、家庭にもちょこっと頂けませんか? という事で、サブリナ・レッスンという単発の講座に参加してきました。

きめ細かい指導で、初めての私ですら失敗ナシで超本格派ケーキが作れました!

授業当日。受付で貸し出された 『ル・コルドン・ブルー』のエプロンを着てトルション(フランス語で布巾)を掛けたら、気分はすっかりシェフ・モード。レシピを手にぴかぴかのキッチンに入ればテンションも上がります! 
授業の流れは、最初にシェフが説明をしながら、ある程度の区切りまでを実際に作ります。それを見ながらメモを取ったり質問をしたりして、今度は自分でやってみるという繰り返し。グループで作るのではなく、指導を受けながら一人で最初から最後まで一品完成させます。だから、習ったけど実際には自分は関わっていなかったパートというのがありません。生徒が作っている間は、シェフが生徒のテーブルを巡回して、「もう少し細かく泡立ててみて」とか「こういう角度でパレットナイフを持って、気持ち薄めにクリームをのばして」とか、各人に合わせた細かい指導をしてくれます。アシスタントの方も常にフォローしてくれるので、本格的なケーキ作りは初めての私でもパニックになる事はありませんでした。

フランス人シェフの説明は日本語通訳付きですし、質問もどんどんできる和やかな雰囲気です。生徒数も一クラス最大10名までで、アシスタントも数名ついていますので、本当にボールとりバーミックスとり(手取り足取り)教えて頂けます。この私でさえ写真のような仕上がりなのですから、シェフのご指導って素晴らしいです!

 

Patrick Lemesle(パトリック・ルメル)ル・コルドン・ブルー 代官山校 菓子講座教授

15歳で地元の町の菓子屋で修行を始める。さらにパティシエとしての技術を磨くためにパリを目指し、1988年からはメゾン・カイザーで、菓子部門のシェフとして7年間に渡って指揮を執り、多くの新店舗のオープニング・新しい菓子のコレクションの開発にあたった。2006年に来日、『ル・コルドン・ブルー 代官山校』で、菓子教授として腕を振るっている。)

専属講師に教えてもらえるという幸せ。

『ル・コルドン・ブルー』のもう一つの特徴は教えて頂くシェフが現場経験を経た専任講師だという事。他人が何故できないのかが理解できない、もしくは、教えたいという情熱を持っていない講師にとって、授業は週に数時間だけの片手間のお小遣い稼ぎ、授業自体がヤッツケ仕事になりがちな講師も多いような気がします。学校側もそれをしりつつ見逃していたり。そういう観点から、教える情熱のあるフルタイムの学校専属講師というのは、とても贅沢ですが、生徒にとっては幸せな事だと思います。

今回ご指導頂いたPatrick Lemesle(パトリック・ルメル) シェフは、『ル・コルドン・ブルー 代官山校』で教える為に来日されているそうです。「最初まったくの初心者だった生徒達がどんどん成長していくのを目の当たりにするのが楽しい。本格的に料理の道を目指そうか迷っている皆さん、料理の仕事は世界中どこででも働けるし、独立、ホテル・シェフ、講師など、色んなキャリア選択が開けています。楽しいし、お薦めですよ」と話して下さいました。

世界中に学校を持つ『ル・コルドン・ブルー』では生徒も、色んな国で学ぶ事ができます。本科の生徒さんでも、基礎コースを日本で始め、上級コースは本場フランスに留学する方も多いそう。世界17カ国に国際的なネットワークを持つ伝統校ならではですね。

レッスンで作った料理は持ち帰ってパーティーの一品に!

実は私が一番いいなあーと思ったのは、レッスンで作った料理をそのまま持って帰れること! 料理教室って、作った料理は持ち帰らず皆さんで頂いて反省点でも話しましょうか・・・・・・という流れが多いような気がしていました。サブリナ・レッスンでも実際に素敵なサロンで完成した料理の試食会はあるのですが、その時頂くのはシェフが作ったお手本なので、自作はそっくりそのまま箱に入れてお持ち帰りできるのです。習ったはいいけど、家に帰ってから一人で同じように再現できるか不安・・・・・・という料理超初心者の方は、お家パーティーの日の午前中にサブリナ・レッスンを入れて、学校で先生やアシスタントさん達に手伝ってもらいながら作った料理をそのままテーブルに出せばいいのです!(「作ったのは私です」というあなたの言葉には嘘はありません!多少プロに手伝ってもらったけど・・・・・・という一言を添えるかどうかは自分次第☆)クリスマスだし、「white lie」もありかなー。

 

豊富な講座の種類で個性のレベルや興味・目的にあわせた学び方が叶う!

通訳付きの授業を受けながら、これって料理が好きでフランス語も上達したいという人にはとってもいい講座なのでは?と思いました。ただ単に机に座ってabcd(アーべーセーデ)や文法を習っているよりは、先生が「ここですばやく卵を加えます」といいながらそれを実行に移すのを見たり聞いたり、自分でも実際に行う方が、語学も体得できるのではないかと思いました。その最後には上美味しい料理もできるのだから一石二鳥とはこのことだ!と思っていたら、フランス美食文化・言語ディプロム取得講座というのが既に新設されていました。料理・菓子・パン講座の他にチーズ・ワイン講座、レストランマネジメント講座や卒業生の為のアトリエ講座などもあるようで、各人のレベルや興味、希望にあわせて色々学べて楽しめそうです。 

現在開講中の『サブリナ講座』では、「トリュフバターをしのばせた鶏のロティ・シャンピニョンとマカロニのグラタン」、「フォワグラのテリーヌ、イチジクのチャツネ」、 「トウモロコシのプチパン、シュトレン、塩味のクグロフ」(パンはすでにすべての講座が満席となっています)など、ホリデーシーズンにピッタリの料理ばかり。年末・年始は家族や親戚が集まり手料理を振舞う機会も多くなります。テーブルの主役をはれる料理が出せたら素敵だなあ。

フランス語で “Vous êtes un vrai Cordon Bleu” (あなたは正真正銘のコルドン・ブルーです)とは、料理を作った人に送られる最高の褒め言葉だそうです。今年はル・コルドン・ブルーのサブリナレッスンを受けて、一番大切な人達から料理の腕も褒めてもらって下さいね!

『ル・コルドン・ブルー 代官山』校1階にグルメショップ『La Boutique(ラ・ブティック)』 がオープン、『第4回ル・コルドン・ブルー・フェスティバル』も開催されます。

興味はあるけれど、今は忙しくて料理を習ったり、お菓子を焼いている時間がない!という方でも、ル・コルドン・ブルー 代官山校1階に12月3日(水)オープンのグルメショップ 『La Boutique(ラ・ブティック)』 に直行すれば大丈夫。『ル・コルドン・ブルー』のシェフによる本物のフランスの味が楽しめます。出来立てのパン、菓子、フレンチ・デリがイート・インもテイクアウトもできます。そして2010年1月11日(月)には『第4回ル・コルドン・ブルー・フェスティバル』が開催されます。在校生・卒業生が厨房で働く様子を見られる他、中谷彰宏氏やドラ・トーザン氏の講演会、チーズ&シャンパンのイベント、映画『ジュリー&ジュリア』に登場する料理のミニ・デモンストレーションと試食会などなど、盛りだくさんの内容となっています。

 

料理であなたの人生変わるかも!? 『ル・コルドン・ブルー』がお手伝いしてくれます。


ル・コルドン・ブルー日本校では現在『ジュリー&ジュリア』映画公開を記念してブログコンテストを開催しています。 このブログコンテストで優勝すれば、『ル・コルドン・ブルー代官山校』でフランス料理基礎コースに一学期(3ヶ月)通える、もしくは神戸校で菓子基礎コースを一学期(3ヶ月)受講、そしてさらに、受講中『ル・コルドン・ブルー 日本校』のオフィシャルサイトで受講体験記をレポートできます。その経験を上手く活かせば、映画の主人公のように、あなたの人生も変わるかもですよ!

来年にアップを予定している『ル・コルドン・ブルー』特集パート2は、『ル・コルドン・ブルー』で学んで大好きな料理を仕事にした卒業生をインタビューします。「スロキャリでキャリアチェンジ、キャリアシフト」した体験談と成功の秘訣をお聞きします。料理の道を志していない読者の皆さんでも、趣味を仕事に昇華させたい、と考えている方なら参考になると思います。お楽しみに!

 

また『ル・コルドン・ブルー』からエプロンとトルション(フランス語で布巾の意味)をダカーポ読者2名様にプレゼント致します。
詳しくはプレゼントコーナー で。

 

ル・コルドン・ブルー 代官山校


フリーダイヤル 0120-454840(9:15~19:00、土日祝、2009年12月19日(土)~28日(月)~18:00)
東京都渋谷区猿楽町28-13 ROOB-1

daikanyama@cordonbleu.edu