仲原かおるのスローキャリアのすすめ 「ユルキャリ」も「バリキャリ」も思いのまま! やっぱり英語ができた方がお得!

(2009.04.07)
去年の5月28日発売『anan』1612号『第5回 zassi.net 記事大賞 特集部門賞』を受賞しました。

『そろそろ本気でバイリンガル』は本当に良い特集でしたね!

組織に属し旅番組や情報番組の制作で世界を旅していた「バリキャリ」系TV番組時代を経て、育児を楽しむ事を最優先として、仕事量は大幅カット、受けるのは不定期のインタビュー通訳や、在宅&納期に余裕がある映像翻訳のお仕事に限定。という、「ユルキャリ」系通訳&映像翻訳家に転身し、ママキャリを満喫中の私としては、日本全国の英語が話せるようになりたい皆さんに是非お薦めしたい特集でした。

「バリキャリ」時代も、「ユルキャリ」の今も、私を助けてくれたのは常に英語。

通訳や翻訳 英語の仕事の素晴らしいところは、当人の実力に合わせてそれなりの仕事がある事と、いくつになっても、さらに上のレベルの通訳・翻訳家を目指せる事。そして、その逆も可能。

キャリア・アップもキャリア・ダウンも思いのまま。女性の働きかたの定番ともいえるM字キャリア(結婚前にキャリアを積んだ女性が、出産、子育てで一旦仕事をやめる、もしくは仕事量を大幅に減らして家庭に入り、子供がある程度の年齢に達した頃に復帰するという、ふたつのピークを描くキャリアのこと)も十分対応可能なところです。残念ながら一旦止めて暫くたってから復帰しても、もう一度以前と同じレベルのお給料と仕事量に戻せる仕事ってなかなかない。

新学期になり、新社会人も増える4月に、『そろそろ本気でバイリンガル』2009年バージョンを特集して欲しいものです。

だって、英語ができると得する事がいっぱい!

この先どんな職業に就いたとしても英語がしゃべれて損する事は絶対ないはず。何も英語の専門家にならなくても、医者、弁護士、会社員でも、今、自分が持っているスキルに英語をプラスするだけでグーンと活躍の場と将来性が広がるはず。

さらに、お給料もベースアップ確実らしいです。

2005年11月16日の朝日新聞に、「英語できる女性、年収4割高い 1万4千人調査」という記事が掲載されました。「仕事で英語を使う人は使わない人より男性で約18%、女性で約40%年収が高い」そうです。

企業ではTOEIC (Test of English for International Communication / 英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト)である程度以上の点数を取れている事が昇進給与の目安になりつつあるようですし、一般的にお給料が高めの外資への転職も英語が話せた方が有利に決まっている。これだけ業種を問わず年収に直結している能力も珍しいと思いませんか?

しかも最近ではネットで無料の学習教材が多く出回っています。後は、あなたのやる気と努力次第!

そして、そんなあなたを私は応援したい!

世界を飛び回る商社ウーマン系「バリキャリ」を目指して就職活動中の学生さんも、結婚して主婦になってのほほんと育児を楽しみながらボランティアでもしよっかなあ。という「ユルキャリ」系婚活中のあなたも、もちろん男性でも英語ができれば夢がもっと広がるはず。

「帰国子女でもなければ、インターナショナル・スクールに通ってたわけでもないし、私なんて・・・・・・。」としょんぼりする事はありません。マガジンハウスと私があなたの味方! これからの国際社会で困らない程度にバイリンガルになる方法全部教えます!

次回は、あなたにあった専門がきっと見つかる! いろんな通訳・翻訳・英語のお仕事。そして通訳訓練法を利用した英語力アップの秘策や為になるお勉強サイトについて書きます。

同通(同時通訳)訓練中の私です。

zassi.net 記事大賞授賞式のもようです。