前回のコラムで、今回も「睡眠にまつわる話を……」と書きましたが、グッドタイミング!!　息子の睡眠に変化が現れたのです。なんと夜中に泣かない日がでてきました！　母ちゃん感激（涙）。けれど、夜中に起きてはいるので、「んあ～！」というため息（？）のような声を出し、ズンズンとやってきて寝ている私に身を寄せて（正確には突進）寝るため私は目を覚ましてしまいますが、そんなの以前と比べたらかわいいものです。あ、でも昨夜は、いつものように私のところにやってきて「どけろ」と私の頭に手をやり指示。枕を占領されました。払いのけられたのは初めて！　「同じ枕がお前のところにもうひとつあるだろうにー！」

私と息子が愛用している「テンピュール」の「オリジナルネックピロー」。息子の癒しだけではなく、私の１日の疲れも癒してくれます。大人用なので、「息子には枕の高さなど合わないんじゃないかなぁー？」と最初のうち気がかりでしたが、よく眠っているし、居心地が悪ければ動いているはずなので今は気にならなくなりました。それに寝相が悪いため、数時間後にはもう全然違うところへ移動しています（笑）。●商品データ　カラー：クリーム、カバー生地：綿：75％・ポリエステル25％、サイズMは約幅50×奥行31×高さ10～7cm13,650円（税込）

息子に取られた枕はテンピュールのもの。私が独身の頃、肩こりや眠りが浅い私のために母がプレゼントしてくれたものでした。肩こりなどはそんなに解消はされていませんが、寝心地がとてもよくて「もうこれじゃなくちゃ眠れない」というようになってしまいました。長期で帰る実家では、母も同じテンピュールの枕を使っているので貸してもらい使わせてもらっているほどです。

　
テンピュールで「充電」。

そんな愛してやまないテンピュールの枕ですが、息子が寝返りをしはじめ自分で動けるようになると夜中に自分の頭を私の枕の上にのせるようになりました。ママの顔あたりは安心するのでしょうね、きっと。この行動は親としては愛らしい気持ちになりますが、のせてくる面積が半端ではなく私が追いやられてしまうことも。私はこの枕じゃないと眠れないので息子を他の場所へ移動させたいのですが、ただでさえ眠りの浅い息子を動かすなんて恐ろしくてできない！　でもこれじゃないと眠れない～と、葛藤する夜を送っていました。母にこのことを話すと、母は他の枕でも眠れるからと自分の枕を送ってくれました。 ふたつになったおかげで息子に枕を占領されても、私はもうひとつの枕に移動すればいいので「どうぞどうぞ」と明け渡すことができるように。しかし、「ママがいない」と気づくと息子はまた私のところにやって来るので「占領されました、移動しました。また占領されました。また移動しました」と一晩にそれをぐるぐると繰り返しています。

我が家は、畳にお布団を敷いて寝ています。不精をしてお布団を敷いたままにしていると、昼間でも枕に顔をうずめている息子の姿がありました。ちょうど授乳をやめた時で、息子が不安定な時期でもありました。助産師さんから「授乳をやめた赤ちゃんにとって、おっぱいの代わりになるココロの拠り所は大切。息子くんもそれが見つけられたらまた元気になると思う」とアドバイスをもらっていたので、「この枕が息子の精神安定剤になってくれるのでは……」と様子をみていました。予想は当たり、枕は息子の癒しアイテムになっています。ご飯を食べてお腹いっぱいになった時、私に怒られて泣いてしまった時、遊びつかれた時……枕に頭をのせて休憩しています。うちではこれを「充電」と呼んでいます。充電が済むとエネルギーチャージ完了！　息子は、また元気に動き回っています。朝、お布団は押入れに上げても枕は出しておく。これが我が家のルールになりました。
　

ついに息子が独占?!

息子も愛してやまないテンピュールの枕。息子はどこが気に入ったのでしょう？「枕の質感がいいのか、それともママの匂いがついているからいいのか？」と、夫と理由を探っていました。夫は「ママの匂いがいいんだよ」と、私が喜ぶような意見を言ってくれますが、最近息子は枕カバーとして巻いているバスタオルを剥いでテンピュールの質感をなでて楽しんでいるので、残念ながらママの匂いではないよう。しかし、枕に自分と私以外の人が頭をのせるのは許せないようで、夫がテンピュールの枕に頭をのせると、素の顔で夫の頭を小突き「どけろ」と意思表示。夫は「何で～？」と、言いながら再度枕に頭をのせますがその度に小突かれています。変わらず素の顔で。笑っていた私もついに昨晩「どけろ」をされましたが(笑)。

息子が成長するにつれ色々なことが変わってきます。枕との付き合い方も進行中。先日からは、日中枕を和室から持ち出して私の足元に置き充電するようになりました。キッチンで作業している時でも枕を持ってきて充電し始めます。「寝室から持ち出されるのは困っちゃうなぁ」と思うのですが、その行動がかわいらしくついつい笑顔になってしまう夫と私。次はどんなことをしてくれるのか楽しみです。