加納忠幸のワイン飲もうよ セレブ・グラス?

(2010.01.08)

新年にあたり(?)、セレブな話題を一つ。

先日、シャンパン、パイパー・エドシック

のインポーター(バカルディ・ジャパン)の方から
面白いシャンパングラスをいただきました。

それがこちら。

グラスを良く見ると、「Piscine」と書いてあります。
フランス語の辞書を引いてみると、「piscine」とはプールのこと。
また、材質はガラスではなくアクリルでできています。

聞くところによればこのグラスは「ピシン・グラス」と呼び、
ヨーロッパのセレブがプールサイドで、
パイパー・エドシックをパイパー・エドシックで作った氷で冷やして、
このグラスで飲むのだそうです。

せっかくいただいたグラスなので、
シャンパンで作った氷でシャンパンを冷やして飲んでみたい。
と言っても私はセレブではないので
とてもシャンパンで氷を作る勇気がない。

そこで私がお気に入りのカバ、セグラ・ヴューダス

で実験。
まずハーフボトルのセグラ・ヴューダスを開けて氷を作ります。

製氷皿から氷をはずしてグラスへ入れてみると、

炭酸の気泡が入っているためか、水からつくった氷よりは柔らかく、
ちょっと硬めのシャーベットのよう。
いよいよ、セグラ・ヴューダスを注いで

飲んでみると確かに氷が融けていっても
味はセグラ・ヴューダスそのままで変わらない。
氷が融けたら気が抜けた感じになるのかと思っていましたが、
少なくともボトルが空くまでそのような印象はありませんでした。

最後にセグラ・ヴューダスとピシン・グラスの2ショット。

ただ一つ残念だったのは、グラスの口が広がっているので、
あまり香りを楽しむのには向いていなかったこと。

ということで、シャンパンにシャンパンで作った氷を入れるという、
超セレブな飲み方も確かにありかな、といった感想。
バーベキューのときなどに使えるかもしれません。

あなたもちょっと、セレブ気分を味わってみませんか。