Chin-Kanaは医学とモデルの二刀流 Chin-Kana、医学部を出てモデルとして生きる。〜医学部を志すまで〜

(2010.02.11)

はじめまして!Chin-Kanaです。
2007年に医学部を卒業し、医師国家試験にも合格しましたが、医者業はしておりません。今はモデルを本業とし、時々医学生の予備校で講師のお仕事もしています。
そんな私の目標はシンプルに「人を元気にすること」。
まずは医学部を志したきっかけやモデルになった経緯を、そして健康マニアである私が実践した健康法、美容法のレポート、おいしいヘルシーカフェ&レストランについて、訪問した美術館について、大好きなヨガ&サーフィンについてなどアンテナにひっかかったことをコラムに書いていきたいと思います。

なぜ医者にならないの?! という質問をよくされます。それに答えるためにまず医学部を志した経緯から書くことにしましょう。
昔から人間の体に興味があり、保健の授業が大好きな高校生でした。人間の体の仕組みや心、ストレスと健康との関係に興味を持っていて、将来は心理学を学んで資格を取り、人々を元気づけられるカウンセラーになろうと思っていたのです。
進路を決めるころ、母から「心理学が学びたいなら、医学部の精神科の方が深く学べていいんじゃない?」と薦められました。それを聞いた私は「確かにそうだ。医学部なら人体についても深く学べるし、そうしよう!」と決めたのでした。影響されやすい性格なのです(笑)
臨床心理士の資格を取るためには大学院も含めて6年必要なのですが、実はこの資格は国家資格ではありません。同じ6年間学校に通うのなら医師免許の方が手に職がついて将来的にも困らないわ。と不況の世の中で育った私は考え、医学部進学を決めたのでした。

とはいえ国語と英語と生物が得意な私は完全に文系の頭。医学部受験に必須の数学については天才的な出来の悪さで、一般試験ではとても受かりそうにありません。幸いにも学校の成績がよかったので推薦入学を狙うことにしました。
狙いを定めた某医大では、なんと私が受験する年から推薦試験における学科試験がなくなり、面接と英語、高校の成績表のみという形式に変わりました。なんという幸運!
ラッキーな流れに乗って(?)無事合格。医学生生活が始まります。

医学を学んでいく中で感じた、人体の神秘。解剖実習で受けた衝撃。見えてきた自分のやりたいこと。健康なものは美しいという事実。
それらについて次回以降書いていきたいと思います。乞うご期待!