ピエールのハッピーハンティング ピエール様が行く! 「お彼岸ぐらいお墓参りに行きなさい! きっと答えが見つかるわよ。」

(2009.10.21)
音声:「お彼岸ぐらいお墓参りに行きなさい! きっと答えが見つかるわよ。」

クリックでピエールさまのお声が!

 

 

ボンジュール、ムッシュ エ マダム。
ご機嫌よろしくって?
 
さてと、どう? お彼岸も過ぎて、涼しくなってくると、
夏に犯した数々の過ちに、反省モードになってるんじゃないの?
 
無防備に紫外線浴びちゃったでしょ?
お腹出して寝ちゃっただろうし、
食べ過ぎ、飲み過ぎは、お約束で、
夏の男とは、もう連絡とれてないでしょ? (笑)
 
ほんと、懲りないわよね~、
毎年同じことの繰り返しなのにね。(笑)
 
少しは学習したくない?
いい加減に変えたいわよね?
 
ってことで、今回は、
そんな人に、お役に立つ話かもしれないわね。
 
ところで、ちょうどお彼岸は連休だったけど、
お彼岸と言ったら、な~んだ?
 
えっ、おはぎ ?
そうそう、あんこがいっぱいで、おいしいのよね~。 
 
って、オイッ、そうじゃないでしょう!
っていうか、なんでアタシがノリツッコミしないといけないのよっ!
 
も~、お彼岸といったら、お墓参りでしょうよ!
おはぎはその後でゆっくり食べましょう。
 
と言いつつも、ここまできたら紹介しないわけにはいかないわよねぇ。(笑)
 
アタシのお気に入りはね、サザエ食品の「十勝おはぎ」ね。
中のもち米から、小豆まで、北海道産にこだわってて、
あっ、アタシはだんぜん 粒あん派なんだけど、
小豆ともち米の食感のハーモニーと、
甘さ加減のバランスが、絶妙なのよね~。
 
小豆の際立つ風味のよさに、もち米の清冽さのおかげで、
ふくよかなのに、切れのいい後味で、
それでね、それでね……
、ん?? 

 
いっけない、そうそう、お墓参りの話だったわよね?
あぶなく、おはぎソムリエになっちゃうところだったわよ。(笑)
 
 
ところで、だいたいにして、みんなは、
お彼岸に限らず、たまにはお墓参りに行ったりするの?
 
たとえ、あなたの人生がどうであれ、ほんと、どうであれよ、(笑)
今のあなたがいるのは、間違いなくご先祖様のお陰だって、分かってる?
 
だって考えてみて。
どこかの時代のよ、ある日の、その夜に、ご先祖様の誰かが、
もし「その気」になってくれてなかったら……、
間違いなくあなたはいないことになっているのよ。
 
そう、誰一人欠けてても、アタシたちは生まれてないんですもの。
ああ~っ、考えただけで怖いじゃないのよ~。
 
いい、20万年前のネアンデルタール人も、死者には花を手向けてたって話よ。
それに、あの孔子も「先祖供養は人の道の始まり」って言ってるしね。
 
もし、夏の反省をしてて、
来年こそは! って思うなら、っていうか、夏だけじゃなくて、
人生やり直したい、一からもう一度、って思っているなら、
ぜったいにお墓参りからよ!
 
自分のルーツだし、土台だし、花を咲かせるための根っこの部分でしょう?
そこに栄養をあげることになるから、「供養」って言うんだと思うのよ。
 
それに、今までに、いったい何人の人が関わってくれてると思う?
 
まず、両親で2人でしょう。
それぞれにまた親が2人づつだから、4人でしょう?
その4人にもそれぞれ両親がいて、8人だし……、
こうやって10代さかのぼるだけで、1000人を超えちゃうのよ!
20代さかのぼっちゃったら、100万人超えちゃうんだから!
 
でも、これでもまだ400年分よ。
人類の歴史をもっとたどっていったら、
最後には人類全体が繋がっちゃうんじゃないの!?

それって、どうゆうことだか分かる?
 
そうよ、あなたを傷つけた人も、辛くあたった人も、
苦手な人も、大っ嫌いな人も、
みんな、みんな、み~んな、血の繋がった、
親戚ってことになっちゃうんじゃないの!?

 
ってことは、アタシとあなたは、絶対親戚だと思うんですけど、
なにか? (笑)
 
ほら、昔から、「人類みな兄弟」って言うじゃない!?

なるほどね~って思っちゃったでしょう!?

 
明日、会社に行って、
「そうか、みんな親戚なんだ……」って周りを眺めてみて。
 
じゃあ、しょうがないなぁって、きっと昨日までと違う、
あったかい目で見てあげることができるかもよ。
 
何でもいいのよ、そう思えて、気が楽になったもん勝ちですもの。(笑)
 
 
しかもね、お墓参りには、一人でお行くのがおススメよ。
 
だいたい霊園って、郊外の静かなところにあることが多いでしょう。
そこに一人で行って、お花を供えて、手を合わせて、お線香の香りに
包まれているとね、ついつい語りかけちゃうのよ。
 
誰にって?    誰かしらね~?  ご先祖様かしらね……

それとも「自分」になのかもしれないわね。
 
愚痴とも違う、相談とも違う、
反省でもないし、ましてや神だのみではないのよ。
 
それは、感謝のような、宣言のような、誓いのような、
最後は決意となって、墓石を見上げている自分に気がつくわよ。
 
部屋でグチグチ言ってたり、居酒屋でグビグビ飲んでるんだったら、
「お墓参り」を駈け込み寺や、懺悔部屋のように利用して、
悩みをぶちまけてスッキリするほうが、どんだけ健康的よ!
 
誰でもない「あなた」が、その悩みにちゃんと答えてくれるわよ。
 
嘘だと思うなら、やってみて。
 
 
 
じゃあ、次回も「幸せ」でお会いしましょうね。