サルサ娘どれみ♪の キューバ大好き サルサでお国自慢。踊りや演奏のスタイルには、れっきとした地域性があるのです。

(2009.04.23)

こんにちは!
突然ですが、みなさん、お好み焼きはご飯のおかずになりますか? 焼きそば入れますか? もんじゃ焼きは食べますか? お好み焼きはほんの一例ですが、郷土料理や、風習など地方色豊かな文化のことになると、自然と話に花が咲きますよね。譲れないこだわりを熱く語り出す人がいたり、意外にも何でもOKな人がいたり、人間模様まで垣間見られて、生まれ故郷の話というのはとても興味深いものです。

実は、サルサも地方色がとても豊かです。ラテン人が集まると、すぐにお国自慢が繰り広げられます! 一見同じように思われるかもしれませんが、踊りや演奏のスタイルには、れっきとした地域性があるのです。特に、キューバやコロンビアなどの踊り方は、リズムの感じ方を見るだけで言い当てることができるほど特長的。人種のるつぼ、アメリカ国内では、ヒスパニック系住民たちの出身地による踊り方の違いとはまた別に、地方によるステップの踏み方や表現方法に大きな違いがみられます。代表的なのが、東海岸N.Y.の “on2スタイル” に対して、西海岸L.A.が “on1スタイル” 。また、マイアミでは、ペアを入れ替えながら輪になって踊る “ルエダ” が好まれます。

さらに、おもしろいもので、踊り方には生まれ育った地域の背景だけでなく、先生の影響、その人の嗜好や性格までが顕著に表れます。例えば、基礎固めに熱心な人がいれば、ひたすらオリジナリティーを追求する人がいます。見た目の美しさを競う人たちがいる傍ら、技の数や派手さで勝負をする人たちもいます。曲やパートナーに合わせてスタイルの違いを器用に使い分ける楽しみ方、逆に同じ志向を持つ人同士で共感する楽しみ方、スタイルの違いから、個々の楽しみ方まで、サルサは千差万別です。
ちなみに、私は郷に入っては郷に入って踊る、環境適応型サルセーラ(サルサ娘)です。でも、何を隠そうキューバが大好き! キューバの音楽に触れると、血が騒いで、どうにも止まらなくなってしまいます。東京生まれですが、第二の故郷はキューバのハバナ。ハバナ仕込みのステップで踊るとき、一番萌えます。ハバナの訛りが、私の誇り。

方言の数だけ踊り方があるといわれ、それ故にラテンアメリカ諸国の人々、合衆国に移住したヒスパニックの人々のアイデンティティのよりどころとされるサルサ。次回からは、サルサを地域・特長別にみながら、そのバリエーションを楽しんでいただこうと思います。

最後に、近々おすすめのイベントがありますので、ご紹介いたします。キューバの音楽・ダンス・文化を身近に、とても気軽に体験できる、またとないビックチャンス! 豪華ミュージシャンによるキューバ音楽のライブに、人気ダンスインストラクターによるサルサのレッスンまであって、まさかのFREE! 『どれみ♪のキューバ紀行talk&live~Noche Cubana en HIBIYA~』4月23、24日(木・金)日比谷パティオにて。

詳細はこちらをご覧ください!
またはhttp://yaplog.jp/drm/archive/847

 

キューバ紀行byどれみ♪
Noche Cubana en HIBIYA

日時 4月23、24日(木・金)
会場 日比谷パティオ(三信ビル跡地、日比谷シャンテ向かい、冬はスケートリンク、ウッドデッキと人工芝のオープンスペースです)
問い合わせ  Tel. 03-3581-9820
(日比谷パティオ運営事務局)
晴れた日の野外ステージは最高です!南フランスのサルサフェスティバルの会場は、海の上。ヨーロッパでは夏になると、各地で長期に渡ってサルサフェスティバルが行われ、世界中の人気サルサバンドが集結します。
雨にも負けず、風にも負けず、言葉の壁も乗り越えて! 自分のバンドを率いて、元気にサルサ&キューバ音楽を演奏してきました。お隣韓国のジャズフェスティバルでは、約3000人が立ち上がって踊ってくれました! サルサは、アジアにも着実に広がっています。
Doremita♪ 4月23、24日(木、金)フリー・野外ライブをします! キューバ音楽にラテンジャズ、おなじみの曲からオリジナルの曲まで、選りすぐりのメンバーで楽しい音楽をお届けしますので、どうぞお仕事帰りにお立ち寄りください!