菊田純子の“ナチュリッチ” 今までにない!おしゃれで役立つネイル本完成!

(2010.09.29)

またもや間があいてしまいました。みなさまこの夏はどのようにお過ごしでしたか? 私は暑さと戦いながら、本の製作に励んでおりました。昨年の秋頃に持ち上がった企画でしたが、実際にスタートしたのは今年の3月。5月、6月と撮影を行い、7月、8月の暑い盛りが山場でした。ページ構成を組み立て、デザインを指示すると同時に原稿を書き上げる、というドタバタ作業を編集者とタッグを組んで頑張りました。

その本は、『ジェルネイルアート』(グラフィック社)。著者は男性ネイルアーティストの大城智之さんで、表参道駅近くのビルの一室で隠れ家サロンを経営されています。

「他にはない唯一のネイル本にしよう!」「ワンランク上のモードな作品を紹介しよう!」「写真はアーティスティックに撮ろう!」「海外で受ける装丁にしよう!」などとスタッフみなで盛り上がり、はじめは思いっきりとんがったアート本に仕立てる予定でしたが、製作段階で紆余曲折あって、結果的に「ネイリストのプロにもジェルネイルを楽しむ女性たちにも役立つ本」であり、「男性ネイリストならではの目線で作ったおしゃれなネイル作品がならぶアーティスティックな本」である、というところに落ち着きました。

こちらがその本。『ジェルネイルアート』(グラフィック社刊)2,625円。全国順次発売中です。

当初は、プロセスは入れず、アートが施されたネイルチップの写真集的なものを考えていたので、作業を甘くみていましたが、結果的に全作品に写真つきで作り方のプロセスをつけて、さらにその前後の基本の工程プロセスを入れるという作り仕上げることになったので、ラストスパートは激戦でした。けれども、見本が刷り上がってきて、細かな仕立てに作り直して大正解だと思いました。確かに、どんなに美しい料理だとしても見ているだけじゃつまらない。レシピを知りたくなりますもんね。

今や、ジェルネイルアートはヘアメイクと同じくらい女性の美容に欠かせないものとなっています。面倒くさがり屋な私も、美容室通いとネイルサロン通いはさぼりません。どんなに服で着飾ったって、爪や髪がボロボロだったら台無しですもん。

次はサロンでどんなネイルアートをお願いしよう?と思っている人、自宅でジェルネイルアートを楽しんでいる人、ネイルアートのバリエーションを増やしたい!と思っているプロのネイリストさん、ぜひ、この本を開いてみてください♪ 9月25日全国順次発売です。