ジェニファーの こんにちは vs Bonjour おすすめの映画『未来の食卓』。

(2009.07.27)

皆様、ボンジュール♪
今日は8月8日(土)から上映されるフランスの映画を、おすすめしたいと思います。
『未来の食卓』という映画なのですが、今年のフランスの映画祭で紹介され、フランスでも話題になっている映画です。

私たちが毎日食べているものは、どうやって作られているのかを意識させてくれる映画なので、ぜひ見ていただきたいと思います。私たちは毎日「どれぐらい農薬が入った食材を食べているか」と意識するのは怖いと思うのですが、しっかりと知って、やっぱり人間は自然なものを食べるべきではないかと思います。

『未来の食卓』ではさまざまな情報が与えられます。
ある村の農家や住民のストーリーを通して、ジャン=ポール・ジョー監督が現在の食べ物や食べ方について意識させてくれます。ドキュメンタリーなのですが、それぞれのエピソードやストーリーが感動的でまるで物語のようなドキュメンタリーです。

私は『未来の食卓』のジョー監督ご夫妻と一緒に日本を旅するチャンスがあったので、いろいろ勉強になりました。

『未来の食卓』の監督ご夫妻。

例えば、二人は九州で合鴨農法を使ってお米を栽培しているところがあると聞いてぜひ訪ねたいと思ったそうです。

九州で合鴨農法確立した古野隆雄さんです。

監督によると第二次世界大戦後まで無農薬の栽培が一般的でした。戦後は儲けを狙って農薬ビジネスが盛んであるようになりました。そして癌や環境による病気が増えました。
怖い話で考えたくない方もいるのですが、日本でもこの数年自然な生活を送りたい人たちが増えてきていると思います。環境を守りながら、自分の健康のためも自然に作られていたものを食べて、無農薬で作られたものを買おうという傾向があります。だって自分の体には一番いいのは自然なものだと当たり前のことでしょう?

アプリコット畑で農薬が撒かれているところ。
農薬を撒いている農家の人は、いろいろな症状が出ている方々が少なくないです。
フルーツ栽培に農薬。
お米の栽培にも農薬……。

 
『未来の食卓』を見たらそれを分かるはずです。有機栽培のものを食べるべきだと。
「それはなかなか難しいよ~」とよく言われるのですが、とにかく出来るだけ有機栽培のものを食べることを心がけるといいと思います。確かにスーパーに行くと、提供されている有機栽培の野菜は少ないのですが、お店によって普通のお野菜に比べてもそんなに高いわけでもないし、有機栽培のものを優先して選ぶ方がいいのではないかと思います。自分の健康のためだけではなく、味的もやっぱり美味しいですよ~。無農薬って本物の味がするんですもの。子供のころよく食べていた懐かしい味……。

 

日本の『未来の食卓』の公式サイトです
http://www.uplink.co.jp/shokutaku/

こちらはフランスのサイトです
http://www.nosenfantsnousaccuseront-lefilm.com/

時間があれば、見てください。
ではでは、à bientôt ♪