菊田純子の“ナチュリッチ” 筋肉疲労にバウムクーヘン

(2008.07.08)
暑い、暑い、暑い~~っ。
週末は30度超えの真夏日でした(埼玉県・熊谷市では36度まで上がったとか!)。そんな中、日曜日はテニス仲間と新宿・初台にある「大正セントラルクラブ」でテニスを楽しんできました。2、3球打っただけで大量の汗が吹き出すし、サーブで顔を上げると太陽の光が照りつける。12時~14時といういちばん日差しの強い時間を選んだのが、悪かった…(笑)

2時間休憩せずに走り回って、汗とともにかなりの毒素を排出した(はず)。フラフラになりながら隣接するデニーズへ行き、ビールやフレッシュジュースを疲れきったカラダに注入し、おしゃべりに華を咲かせました。

その後、家に帰って夕飯を食べたけれど、なんだか何かが足りない…。筋肉疲労のせいでいつもよりカラダが糖分を欲しています。あまいもの、あまいもの…、あったぁ~! 冷蔵庫にいただきものの名古屋ヒルトンホテルのバウムクーヘン・苺味があることを思い出しました。

カットすると断面は樹木の年輪のような美しい模様。この模様は、回転する芯棒に少しずつ生地をかけ、職人さんが一層一層丁寧に焼き上げることによって作られます。キレイな模様になるよう焼くには熟練の技術を要するとか。バウムクーヘンってデコレーションケーキのように派手さはなく素朴だけれど、眺めていると手の込んだ芸術品だなぁと感じます。

このヒルトンのバウムクーヘンは初めてでしたが、しっとりしていて、ほのかに苺の香りがして美味しかったです。甘みがあるので、コーヒーと一緒がいいですね。血糖値が上がり、お腹も脳も満足したところで眠くなってきたので、お風呂に入って寝ました。楽しい週末でした。

最後に、私のお気に入りのバウムクーヘンをご紹介。

「洋菓子ヴィヨン」
のバウムクーヘン
もう何年も前ですがホワイトデーにいただだいたことがあり、それ以来大ファンに。初めて食べたときはバウムクーヘンのイメージをくつがえす上品で深みのある美味しさでびっくりしたのを覚えています。

「和光グルメ&ケーキショップ」
のロアベールバウム
こちらは、メンズ誌でバウムクーヘンの特集をしたときに先輩ライターさんに教えていただいた逸品。月桂樹の香りとリキュールがきいた大人の味わいで、上記とはまったく違うテイスト。甘さは控えめです。ブランデーなどお酒との相性もよさそう。

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名古屋ヒルトンホテルのバウムクーヘン。筒状の素敵な箱に入っています。

バウムクーヘンの断面図。苺味なのでほんのりピンク色。

ビルに囲まれた都会のど真ん中にあるテニスコート。打ち損ねるとボールがビルの窓にぶつかります……。

今日のメンバーと一緒に記念写真。