麗娜が見る、日本のファッション 日本に来て4年になります。麗娜(れいな)です。

(2008.10.30)

初めまして、私は麗娜(れいな)です。日本に来て、四年目になります。名前をご覧になれば、すぐに中国人かなと気づくでしょう。
私は中国の西安出身です。長安と言った方が分かりやすいのかもしれません。西安は中国の一番古い都市で、世界遺産のお城がありますが現代風な建物ときれいに調和しています。
また昔は、隋や唐など十三朝の都でした。
京都の平安京は、西安を摸して造られたそうです。機会がありましたら、ぜひ一度訪ねてみてくださいね。

中国の大学ではファッションデザインを専攻し、モデルの仕事もしていました。モデルになったことで、たくさんのデザイナーの作品に触れることができ、舞台では最新のものに囲まれ、幼い頃からの夢が一つかないました。写真はその頃、友人が携帯で撮ってくれたものです。
日本のファッションは、欧米の要素を基本にしながらその中に自国の伝統文化を取り入れていると感じました。私はいつか中国のファッションも独自の魅力を持てるようになればと願い、日本の大学院でファッションの勉強を続けることにしました。日本に来てからたくさんの発見がありましたが、今でもファッションに関するものが大好きです。

来日して最初の2年間は日本語学校で勉強し、それからファッション関係の大学院に入りました。日本に来て印象が強かったことは、女性がみんな優しくて、ファッションにもそれが表れているということです。たとえば、季節を問わず柔らかいカーディガンが着こなしの基本になっているように思います。
日本の文化やファッションをきちんと勉強しながら、日中のファッションに対する意識や価値観などをテーマに、多くの方々と交流ができれば嬉しいです。
このコラムでは、中国人の私の目から見た日本のファッションや文化について、皆さんに発信したいと思っております。どうぞ宜しくお願いいたします。