2012年 8月18日、土曜日、17時、楽器を持って、『すみだトリフォニーホール』（東京都墨田区）へ集まれ！！　電源を使わない楽器ならなんでもＯＫ。持参した楽器で2000人の『Moanin’』演奏をして、ギネス記録に挑戦だ。

この画期的試みは、18日（土）〜19日（日）に、JR錦糸町駅からツリー周辺までの一帯で開かれる『すみだストリートジャズフェスティバル』の目玉企画のひとつ、「ギネすみだ」！

「当日は、会場で楽譜を配り、パート練習してから大セッションを行います。学生の吹奏楽部やオーケストラ部、ジャズ研など、音系サークル部員の盛り上げ参加、もちろん歓迎。ですが、楽器の経験はないけれどカラオケのマラカスやタンバリンならあるとか、子供の頃使っていたカスタネットがあるとか、押し入れに鍵盤ハーモニカ（ピアニカ）がしまってあるといった方々も大歓迎。是非楽器を持って遊びに来てください。一緒にギネスに挑戦しましょう」 と、実行委員の堀内 一樹さん。

『すみだストリートジャズフェスティバル』は、“市民ボランティア”運営による“地域興し型”の無料イベントで、プロ奏者とアマチュアが一丸となり“音楽都市すみだ”を目指す。一昨年始まったばかりにもかかわらず、あっという 間に人気を呼び、すでに「すみジャズ」の愛称で呼ばれはじめている。今年はエリアの35カ所で300バンドが出演予定 だ。

実行委員長の能厚準（たくみ・こうじゅん）さんは、「ツリーのオープンまでに、エリア一帯をジャズを中心としたストリート演奏でつなごう、観客動員10万人を目指そうと、頑張ってきたのですが、人と人との出会いが、強く温かい絆となって予想を上回る盛り上がりで、今年はギネスに挑戦する企画もたてた次第です。是非、ご家族やお友達など誘い合わせて、参加して下さい。楽器が見当たらない方、“手拍子”も立派な楽器ですよ！」

この企画は18時30分まで。ギネスセッションだけでなく、ジャズオルガニスト、KANKAWAのパイプオルガン演奏、墨田区出身のジャズピアニスト、椎名豊率いるピアノトリオ演奏や韓国のトップジャズ奏者、ホン・スンダル率いるビッグバンド演奏など、プロ演奏ももちろんあって、贅沢なひとときを味わえる。

「すみジャズ」の初年度観客動員は２万人、昨年は４万２千人。ツリー観光の追い風も期待できる今年は目標の10万人と、2000人のセッションでギネス記録の両方を、一気にクリアできるか。