ジェニファーの こんにちは vs Bonjour ジェニファーのフランス家庭料理。

(2010.03.19)

皆様、
Bonjour♪


お久しぶりです。



最近お料理で忙しくてあまり記事を書かなかったのですが、今日は発表したいことがあります。2010年4月から1年間連載で、今年もNHK「テレビでフランス語」のテキストでフランスの家庭料理を教えることになりました。



日本に来てからよく「フランス人は毎日どういう料理を食べているの」と聞かれてきたのですが、説明してもなかなか想像がつかないですね。私たちは日常的に食べているお料理はレストランのお料理と違って、もっとシンプルで皆様にどこかでご紹介が出来たらとずっと思っていました。それでNHKに提案したら去年嬉しいことに「テレビでフランス語」でお料理を教えることになりました。

おかげで日本でも簡単にフランスの家庭料理を再現することが出来ることを伝えられました。


まずフランス人は日常的に作っているお料理はとてもシンプルで時間がかからないお料理ばっかりですよ~。フランスでも働いている女性が多いので、夜帰ったら1~2時間かけて料理を作る時間がなんていないです。20~30分で出来るお料理、10分で出来るお料理も、手間がかからないレシピばっかりになります。こういったお料理はフランスの家庭料理ではたくさんありますので、ご紹介したかったです。



たとえばクロックムッシュやアシ・パルマンティエはすぐ出来る2品です。

ハムとチーズのホットサンドイッチCroque-Monsieur(クロックムッシュ)。
ジャガイモとひき肉で作るHachis parmentier(アシ・パルマンティエ)。
Quatre-quarts et mousse au chocolat(カトルカーとムース・オ・ショコラ)。カトルカーはパウンドケーキのこと。

それからフレンチを作るために素材が問題でしょうと思われるだろうけど、実は普通にスーパーで買い物して簡単にフランスの本格的なお料理を作れますよ~。私も皆様と同じようにスーパーで買い物をしています。わざわざ材料を取り寄せているわけではないのです。だから日本に来てから日常的に作っているフランスの家庭料理をご紹介しています。



実は日本の素材を使ってもとてもフランスのお味が出るお料理がいっぱいあります。たとえば、「きのこのフリカッセ」。日本の舞茸や椎茸を使っても、ちゃんとフランス風の調理をしたら本格的な味を出せますよ~。そのため調味料が大事です。やっぱり美味しい塩、こしょうが大事ですね。それからバターかオリーブオイルさえあればフレンチを作れると思います。

フランスの家庭料理には、難しいお料理と時間がかかるお料理もいっぱいあるけど、とりあえず簡単なフランスの家庭料理から挑戦してみませんか。

 

A bientôt !