加納忠幸のワイン飲もうよ ザ・リッツ・カールトン東京のコアントロー・イベントへ。

(2009.09.11)

茶色の四角い瓶に入ったオレンジリキュール、コアントローのイベントが
六本木のザ・リッツ・カールトン東京であったので行ってきました。

このイベントでは、コアントローのアンバサダー、
ディータ・フォン・ティースのショーを見ることができるというので
それが楽しみ。

コアントローは少し前までアサヒビールが販売をしていたのですが、
世界的な酒類業界の再編成により、
バカルディ・ジャパンが現在販売しています。

バカルディ・ジャパンが販売するに当たって
日本ではコアントローのイメージが低すぎるということで
新たなブランド構築の一環として
このイベントが企画されたのだそうです。

会場に入るとまずウェルカムカクテルを渡されます。
こちらは、コアントローポリタン。
コアントロー(40ml)、クランベリージュース(20ml)、レモンジュース(10ml)を
シェイクしてつくったもの。
クランベリージュースのピンクの色合いがなかなかきれいです。

メイン会場には、こんなきれいで可愛いおつまみが。
ディータ・フォン・ティースのショーのイメージにあわせ、
ちょっとレトロチックに飾られています。

ショーが始まるまでは、おつまみを摘みながら、カクテルを飲むのですが、
外の撮影コーナーでは

モデルさんの撮影も行われていました。

会場内には他にもあの女優、モデルといった方たちが
大勢来ていらしたようですが、
残念ながらパーティーが終わった後そのほとんどを知らされました。

会場内はステージをはさんで両サイドにバーカウンターがあり、
全国バーテンダー技能競技大会優勝の経歴を持つ、
渋谷『バー石の華』のオーナーバーテンダー石垣忍さんが考案した
食中カクテルの

コアントローメアリー(コアントロー、オレンジジュース、フレッシュトマト)と
デザートカクテルの

コアントローアジア(コアントロー、グレープフルーツジュース、オレンジジュース、フレッシュマンゴー)が
飲み放題で振舞われています。

さて、ショーは最初にm-floの☆takuのDJから始まり、

マドモワゼル・ユリア

リサと続きます。

そしていよいよディータ・フォン・ティースのショーがスタート。
それまで会場の外にいた人まで全てパーティー会場に入り、大変な混雑。
熱気も最高潮に達します。

幕が上がると、

いよいよディータ・フォン・ティースが登場。
彼女のパフォーマンスは「バーレスクダンス」というものだそうで、
日本ではかつて日激ミュージックホール等で演じられたショーがそれに当たり、
ストリップまではいかない、お色気のあるダンスのこと。

一時期下火になったバーレスクダンスですが、
再びアメリカから火がつき、
それを代表する踊り手が、ディータ・フォン・ティースなのだそうです。

私は初めて聞く名前でしたが、
ファッション関係者の間ではかなり名前が通っているそうで、
今回の客層もその業界風の方が多かったように思います。

彼女はあれよあれよという間に来ている服を脱いでいき、
ステージに置かれた大きなカクテルグラスの中に。

このように実際に液体の入ったカクテルグラスの中で
見事なパフォーマンスを見せてくれます。
このショーを見ただけでもパーティーに参加した意義がありました。

ショーの後、最後のカクテルが振舞われます。

コアントローティース。
コアントロー、アップルジュース、バイオレットシロップ、レモンジュース
をシェイクで作るカクテルです。

それにしても今回のパーティーは最初から最後まで全てカクテル、
それも、コアントローを使っているので全て甘いものばかり。

それでも、二つ目のトマトとオレンジジュースの
コアントローメアリーなどはかなり爽やか味わいで、
4つのサービスされる順番にもかなり工夫が感じられ、
ワイン屋の私にとってもたまにはこのようなお酒も面白いなと
感じられるものでした。

その上、今回はお土産として

帽子箱の様な箱に入った、コアントロー、カクテルグラス、シェイカーのセットと

グラスマーカーのお土産付き。

バカルディ・ジャパンの、コアントローブランド再構築にかける意気込みが
大変伝わってくる、イベントでした。

 
なお、コアントローに興味のある方はウェブサイトをどうぞ。