先日、アップルコンピューターの方にお会いしたときに、iTunes（アイチューンズ）のお話を聞いてきました。iTunesって立ち上げると、たまーに、バージョンアップしますか？　なんて聞かれたりしませんか？　最近もiTunes 8という形に変わったそうです。

　毎度、毎度、何が変ったのかなんてよくわかんないし、と思ってバージョンアップをしない方もいるはずです。

　でも今回はした方がいい。おすすめだと思います。

　そのおすすめの理由は、Genius（ジーニアス）という機能。この機能は簡単に言ってしまえば、デジタルDJ。

　iPodを使っていて、こんなことを不便だと思った人もいるはず。例えば、プレイリストを作るときに、いちいち曲を探すのが面倒。プレイリストを作るけど、毎回に通った曲に偏りがち。そもそもそんなものを作ること自体が面倒。
といろんな不満はあったはず。

　しかし、このジーニアス機能を使うと、プレイリストを勝手に作ってくれるんですね。例えば、宇多田ヒカルのファーストラブを聞きながら、ジーニアスボタンをぽちっとすれば、その後聞くのにふさわしい曲が、ずらーっと出てきます。それはにた様な兆候の曲というわけではなく、コンピュータが判断した、聞くべき曲なのです。

　これを可能にしているのは、アップルと世界のiTunesユーザー。iTunesを使ってる人の情報を利用しているそうです。つまり、その人々の曲の再生回数や、星の数なんかを情報として貰い受けて、そんなサービスを提供しているそうな。

　だから、ジャズの入門的な曲を選びながら、ジーニアスに選んでもらえば、自分が聞くことはなかった曲なんかも聞くきっかけができるんですね。

　大量に曲が入っているiPodって結構埋没しがちな曲が沢山ありますが、ジーニアスをきっかけに、さらに音楽を楽しむことができそうですよね。というわけで、早速、アップルのコーナーからダウンロードしてみてください。

▼iTunes v8 ダウンロードはこちらから
http://www.apple.com/jp/downloads/