明朝新聞 岡田稔 明朝新聞 岡田稔 – 11 - 離れて暮らす娘に毎朝送る、50円の物語。
(2009.02.12)
事情があって別々に暮らしている小学生の娘と
コミュニケーションを取るために お父さんが考えた方法は、 毎日、ハガキに物語を書いて送ることだった−−。 130枚に及ぶハガキから飛び出す物語。 前回までのあらすじ
キャンプ場で食事を終えたモックン家族。お酒が入ったモックンのパパは、みんなでかくれんぼをしよう、と言い出した。その頃、キャンプ場へ向かう木乃葉のパパとママは、途中の検問で引き止められる。サーカス団の熊と虎が脱走中のため、通行止めだという警察官。娘がキャンプ場に向かったからどうしても通してほしい、という必死の思いを聞くと、二児の父でもあるその警官は、道を封鎖していたパトカーに乗って、逆方向へと走って行った。
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