加納忠幸のワイン飲もうよ ワインの記録、どうしてますか?

(2010.02.10)

私はワインを職業としているのですが、どうも記録をとるのが苦手で、
今まで飲んだワインの記録をほとんどとっていませんでした。

ワインの記録をとるのに代表的なものはラベルはがしや、
出版社が発行するテイスティングノート。
家で飲んで、どうしてもとっておきたいワインのラベルがあっても
妻にお任せ状態です。

ところが昨年iPhoneユーザーとなり、
いろいろなアプリケーションを試しているうちに、
ワインの記録をとるのに大変良いアプリがあるのを発見。

そこで、今年の1月からいったい自分がどのくらいのワインを飲むのか、
飲んだワインをすべて記録に取ってみようと
記録を開始しました。

ちなみに、試飲で飲んだワインを入れると膨大な数になってしまうので、
ここで記録をとっているのは実際に楽しんで飲んだワインのみ。

アプリの名前はEVERNOTE
思いついたアイデア、街で写した写真、音声データなどを
iPhoneからサーバーへその場でアップすることができ、
サーバーのデータはPCでも確認、編集が可能。
もちろん、PCで記録を取ることもできます。

私の場合はワインを飲んだらそのボトルの写真をiPhoneで撮り、
その画像に、ワイン名、国名、色を記録。
国名、色などは、タグとしてデータにつけることができるので、
そのタグで検索もできるのです。

こちらがiPhoneの画面、1月に飲んだワインの一部がリストされています。

こちらが同じリストのPCの画面。
編集はPCで行う方が、キーボードを使えるので便利。
同じワインが同じ順に並んでいるのがわかります。

ちなみに一定の容量(確認できませんでした)までは使用料無料。
現在、英語のアプリしかありませんが、今年日本語化されるとのこと。
また、iPhone以外でもEVERNOTEのアプリを使える携帯があるそうです。

最後に、私が1月に飲んだワインを一覧にすると、

こうなりました。
1カ月に34本。

 

 内訳は

スパークリング
スペイン 4 3 4
フランス 4 5 1
日  本 3 5 1
イタリア 2
アメリカ 1
オーストラリア 1

 
といったものでした。

スペインが多いのは、何も飲むものがなくなったとき
在庫がある1番安いワインがスペインだから。
同じワインが繰り返し出てくるのはそのためです。

それにしても、よく飲んだものです。