山積みになっていた雑誌を本棚にしまい、古い雑誌をひもで束ねながら、パラパラ読み返したら気になっていたレストランの記事発見。曇っていた窓ガラスを磨き、雑巾で床をふいたらマンションの向こうに新しい建物が出来たことを発見。

って、いきなりオチのない話ですみません。実はこういう何気ない日常の発見がきっかけで幸運を呼び寄せるかもしれないんです!　“セレンディピティ”という言葉を聞いたことはありますか？　ビジネス書などですでにご存知の人もいるかもしれませんが、この言葉には「偶然をきっかけに幸運を手に入れること」という意味があります。（英語以外の言語には、同じ意味を一言で示す単語は存在せず、英語から他言語へ翻訳不可能な語彙のひとつだそう）。私は先日化粧品会社アクセーヌの新製品発表会で知りました。

ある方が挨拶の中で“セレンディピティ”の意味と、日頃からいい化粧品を使ってお肌の調子を整えておくことが“セレンディピティ”につながるかもしれないと話してくださったんですが、この言葉がとても印象的でした。幸運って何もしなくても天から降ってくる贈り物というイメージがあったけれど、自発的に動いて、何かを発見する力がなければ幸運を見逃しちゃうんだろうなとしみじみ。ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て万有引力を発見したと言われていますが、ニュートン以前にもリンゴが木から落ちるのを見た人は大勢いたはず。ニュートンはこの偶然を幸運に変える力を持っていたんですね。

部屋を片付けたとき、掃除をしたとき、人とおしゃべりしたとき、日常のなんてことない出来事からも何かを発見して幸運に変えたい。もういい大人なんだから天を見上げて神様にお願いばかりしていないで(笑)、頭を使って幸運を自分の力で掴もう！ と思う今日この頃です。