山本貴代の“女の欲望グツグツ” 『アラベッラ』、なんてゴージャス!!

(2010.10.07)

先日、久しぶりにオペラを観に行ってきました。春以来です。
まあ、贅沢な話ですが、たまに、オペラを見ると、女が上がるというか、心が上がります。
これほんとです。

オペラというと、敷居が高いなーとお思いでしょうが、
そう、私も見始める前までは、敬遠していましたが、
一度行ってみると、これが、はまります。確実に。

新国立劇場オペラ『アラベッラ』(2010年10月)
photo / chikashi saegusa


日本語の字幕も大きく出るし、
オペラも繰り返しが多いし、
華やかだし、何しろ、心に響く。
夢に出てきそうとは、このことです。
今回見てきたのは、アラベッラ。
一言でいえば、運命の人との愛を夢見る美人姉妹の恋物語です。

19世紀後半のウィーンの貴族社会を舞台に、
二人の姉妹、美人で気の変わりやすい姉アラベッラと、男の子として育てられてきた
ズデンカ(名前からしてかわいそう、でも実は美人)の、それぞれの恋愛模様を描いたものです。

新国立劇場オペラ『アラベッラ』(2010年10月)
photo / chikashi saegusa



衣装は何と森英恵先生。
貴族のパーティシーンがあるのですが、
アラベッラのパーティ衣装は、薔薇の花が後ろについていて、なんとも素敵でした。
私もついつい舞台で踊っている妄想を抱いてしまいました……。

まさに、今、新国立劇場で、上演されています。
恋する乙女よ、男子よ、運気をあげに、いざ新国立劇場へ。

今日も一日、元気でいきましょう。