先鋭的なデザイナーの作品がコンパクトにまとまって展示されるデザインタイドは、今年7年目を迎えます。毎年、メイン会場の趣向を凝らした会場構成が話題ですが、今年はプロダクト・デザイナーの中坊壮介が手がけ、『TIDE EXHIBITION』には総勢31組のデザイナー、メーカーが参加します。

デザイナーの鈴木篤、木工・家具デザイナーの竹内秀典、写真家／グラフィック・デザイナーの大西正一による、身体感覚を重視したプロジェクト『rabbit hole 』。神戸芸術工科大学のプロジェクトで「梱包状態で飛行機の機内持ち込み制限サイズに収まる」という条件に挑戦、サプライズのある家具を提案する『DESIGN SOIL』、スイスのコリン・シェーリーによる『コン.テンポラリー・ファニチャー』に注目。

その他メイン会場ではトークイベント『TIDE TABLE』、招待作家による展示『TIDE FOCUS』、アーティスト本人によるプロダクト販売『TIDE MARKET』が。さらに街のギャラリー、ショップのエクステンション会場『TIDE EXTENSION』と5つの内容で展開されます。

26年目を迎えるTOKYO DESIGNERS WEEK。今年は「LOVE 地球への愛、ヒトへの愛、モノへの愛」をテーマに 、デザインだけでなく、現代アート、音楽、ワークショップなど、幅広いクリエイティブを体感できる場として大人から、子どもまで楽しめるイベントして展開します。

昨年から加わったアート部門に加えて、今年は「音楽」が登場！　毎年エコな夏フェス「ap bank fes」を開催することで知られる、音楽プロデューサー小林武史さん率いる「Fund for Japan」がTDWに今年から参加。デザイン＆アートの祭典に、音楽が加わりました。一青窈、ナオト・インティライミ、Salyu、lego big morl、藤巻亮太らがライブを楽しめます。

震災後、世界中からいただいた温かい支援に感謝の気持ちを表すための「AIGATO PROJECT」がすでにスタートしていて、TDWでは被災地を巡り実施してきたデザイン＆アートワークショップの集合作品が、世界各地からのARIGATOをテーマにしたアート作品とともに展示されます。

また大人から子どもまでみんなが楽しめるイベントとしてさまざまなイベントやワークショプも実施、中学生以下のお子さまと一緒の場合は入場料割引の「親割」も新たに登場してサービスも充実です。