ニイハオ。北京はすっかり秋めいています。北京は9月から10月がベストシーズン。つかの間の穏やかな天気を楽しんでいます。これが終わると厳しい厳しい冬がやってくるのです。ああ、恐ろしや。
さて、そんな穏やかな北京を楽しめているのか?というとそれはNO。ここ3カ月ほどは、ある仕事の関係で日本と中国を2週間に1回行き来する生活でした。そんな中、先日は東京出張の帰りに上海に立ち寄る機会があり、わずか1泊の強行スケジュールだったのですが、ちゃっかり今が旬の上海蟹を楽しんできました。
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ピンぼけ感と湯気の感じに臨場感を感じる一枚を。この蟹ミソちゃんが……嗚呼。 |
今回は、『王宝和』というお店に。なんでも260年前から続く老舗で、小泉元首相も訪れた高級店だとか。上海駐在のスタッフが、私の財布をアテにして選んでくれました。(イイ度胸してるね!)メニューを見ると、まさに上海蟹のオンパレード。ちなみに上海蟹は中国では大閘蟹(ダージャーシエ)と呼び、陽澄湖産のものが最も良いとされています。この時期になると、北京でもアチラこちらで「陽澄湖大閘蟹」の名が見られるのですが、ほとんどは「偽装」だと言われています。ま、美味しければいいんですよ、美味しければ。
上海蟹は死んでしまったら、食べられないそうです。なので、必ず調理前に見せてくれます。ちゃんと泡噴いて生きているかチェックして下さい。同時に、重さと値段が提示されます。今回は1匹200元(3,000円)でした。中国でも高い部類ですね~! 私はオスにしました。オスは濃厚なミソが、メスは卵が魅力なのです、皆さんはどちらですか??
さて、上海蟹を堪能した後は、外灘(ワイタン、Bundとも呼ぶ)のバーに流れました。外灘までは『王宝和』からタクシーでワンメーター。ビックリしたのは、上海万博に向けたその工事で、高架の道路が無くなってしまいました。景観が良くなったような、さみしいような。高架の上から見る外灘が好きだったんですけど。『M on the Bund』というお店をチョイス。古い街並と対岸の近未来的な高層ビル群、東洋と西洋、新しいものと古いもの、その対比が面白い。この辺りはガイジン率、非常に高いです。
さて、こんなトコロで今回は終了。最近は、書きたいネタはあるのだけれど、時間が無くてなかなか書けません。ブログに加えてTwitterも始めて見たものの、中国ではTwitterがブロックされてて、日本への帰国時以外、つぶやけない。思うようにアウトプットが出来ずにストレスを溜めておりまっす。ってなことで、また近いうち。再見!