from 鳥取 – 16 - 夜もおすすめ。『世界砂像フェスティバル』魅惑のライトアップ。

(2009.05.18)
ライトアップされた巨大シンボル砂像

このたびのゴールデンウィーク中、連日予想を上回る入場者数を記録し、会期半ばの5月10日には早くも全体の目標入場者数20万人を達成するなど、大好評開催中の『世界砂像フェスティバル』。
以前、砂像制作現場の様子をご紹介しましたが、今回は夜のライトアップをご紹介します。

会場に着いたのは18時半過ぎ。
日が長くなり辺りはまだ明るく、砂像は沈んだ夕陽の残光で、ほのかにオレンジ色に染まっていました。
この日は夜のイベントも開催されていて、ステージではフレアバーテンダー前田兄弟(鳥取市出身)のカクテルショーで大いに盛り上がっていました。
世界の舞台で注目されている妙技に目を奪われ、しばらく足を止めていると、いつの間にか辺りは真っ暗に。

ふと見渡すと、広がる幻想的な光景。
なぜでしょう?自然とこみ上げてくるこのワクワク感。
お化け屋敷でも、屋台の赤提灯でもありませんが、ライトアップを見ると不思議とテンションが上がるのは私だけでしょうか?
足早に、砂像の近くへ。

明るいうちに一通りじっくりと鑑賞したつもりでしたが、あれ?こんなところに小さな人(砂像)がいたっけ?と初めてみるような表現・表情が、ライトで浮かび上がっていました。
光の陰影でより立体的にみえるのもライトアップの特徴。
昼間とはまた違った存在感があります。
周りが暗いので、他に訪れている来場者の存在があまり気にならず、砂像ひとつひとつをゆったりと鑑賞することができます。

夜のひとつの見どころとして、音楽とともに色とりどりのライトが巨大シンボル砂像を照らし出す「ライティング オブ サンド&ドリーム」があります。
いわば「砂像のショー」。
華麗かつ幻想的な演出は躍動感にあふれ、観るものを魅了します。
夜の会場が一気に華やいだひとときでした。

会場を後にしながら、「ほんとすごいな~」と、改めて砂像の素晴らしさを実感したのでした。
これから見に行く!という人は、夕暮れ前の明るいうちから行って、夜のライトアップまでゆったり過ごすというプランもよいでしょう。
しかし、夜出かけるとなるとちょっと気にかかるのがお腹の虫。
ご心配なく。
中華、トルコ、韓国料理のほか、鳥取・因幡の味が楽しめるグルメバザールゾーンは夜も営業しています。
どれも美味しそうで目移りしてしまいますよ。
気になるものは、とりあえず食べてみるのがよいでしょう。(食べ過ぎに注意。)
開場は午後9時まで(入場は午後8時まで)ですので、ゆっくりと楽しいひとときをお過ごし下さい。

会期は5月31日(日)まで。
会場には駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。(詳しくは下記『世界砂像フェスティバル』特設サイトの中の会場アクセスをご覧下さい。)

 

■世界砂像フェスティバル

開催期間:2009年4月18日(土)~5月31日(日)
開場時間:9:00~21:00(入場は20:00締め切り)
開催場所:鳥取砂丘オアシス広場(鳥取市福部町)
入場料金(当日券):大人1,300円、小中学生600円、小学生未満無料
問合せ先:2009鳥取・因幡の祭典実行委員会 Tel:0857-27-8001
世界界砂像フェスティバル特設サイト:http://www.tottori-inaba.jp/sazofes/