from ニューヨーク – 14 - みんなが待ちに待ったハロウィンの日でした!!

(2010.11.16)
音楽に合わせて踊りだす皆!映画「スリラー」さながらです!

私も日本では決して出来ないHoneybee(蜂)の姿になりながら、おめかし(恥さらし?)の準備万端。すると「ピンポーン」玄関のベルが鳴ります。宅急便かな!?と思って出たら、仮装した子供たちでした!!
「Trick or treat!?」(お菓子をくれないとイタズラするよ)
と可愛く脅かす子供たち。なのに何と私としたことが、お菓子を用意し忘れていたんです。ごめんねー子供たち!

すごすごと帰って行く子供たちに心を痛めつつ、いざ出陣! 「変な目で見られたらどうしよう」という心配をよそに、いつもの道も、駅も、仮装した人々で溢れ返っていました。特に最寄りの駅では全く同じ衣装を着たお姉さんに遭遇してしまい、お互い気まずそうに目を合わせて苦笑い。
グリニッジビレッジで開催されたパレードを見にいきました。
このVILLEGE HALLOWEEN PARADEは今年で38周年を迎えました。1973年当時は、グリニッジビレッジで仮面とパペットを売っていた男性が、彼の近所や友人を訪ねて回る、小規模のイベントだったそうです。それから市内の劇場が主催する商業イベントとなり、現在の非営利団体が主催する市民参加型のスタイルになりました。
それでは、ニューヨーカーたちの気合い充分な仮装の模様をお楽しみください♪
 

やっぱり来た!アバターに変身中の団体。専属のメイクさん付き。

 

不思議の国のアリスチームの皆さん。後ろのアリス(?)が妙に幸薄そうなのが気になりますが‥
本気で恐ろしくで2、3歩下がってしまった彼。リアルです!
間違いなくGEISHAを意識しているのでしょうが、コーラの缶で巻かれた頭、何故か流血した口元、コンセプトがめちゃくちゃです(笑)
昨年から定番になりつつあるLADY GAGA!
これが夜にどう動き出すのか、楽しみです
窓から手が! 悪い冗談にまたやられてしまいました。心臓止まりそう。

 
さて待ちに待ったパレードは、日が暮れてから!
あらかじめ参加の申し込みをしていた人々が五番街を練り歩きます。
 

あ、さっきのアバターさんを発見!あれ、上‥着てないんですね?
ボクは関係ないけど一応仮装してるよ……といいたげなワンちゃん
チビ「テレタビーズ」君。子供は何を着てもサマになります。
ん?どうなってるの??

写真すべて/Richard Renda / Totally Cool ®

 
いかがでしたか?仮装を超えて、アートの世界ですね。
ハロウィンはもともとアイルランドのケルト地方で、死者の霊が家族を訪ねてくるとされたのが発端。そのため元祖ハロウィンはゾンビやモンスターなどのおどろおどろしい仮装がほとんどだったそうです。今のスタイルに変化してくれて良かった!!

ハロウィンの長い夜の様子を、動画でもお楽しみください。

video制作/Ko Tsuchiya