from 鳥取 – 70 - 鳥取県琴浦町名産。琴浦町の町魚“あご(飛魚)”を使用した万能和風だし。

(2011.02.18)

あごとは、島根県や鳥取県など、山陰の方言で「飛魚(とびうお)」のことです。「顎」が落ちるほどおいしいから「あご」というとの説もあります。さっぱりとした白身がおいしい刺身や煮付けとして食べるのが一般的で、特に子(卵)の煮付けはもちもちっとした食感で最高です!

鳥取であごが獲れる時期は6~8月頃と短く集中しているため、多くは加工用に回されます。あごをすり身にして焼き上げた「あごちくわ」は、お土産物としても人気の高い鳥取県の特産品です。鳥取県琴浦町には、あごの漁獲量が県内一の赤碕漁港があり、あごは、琴浦町の「町魚」に指定されています。

また、琴浦町では、町内の国道9号沿いの約10キロに飲食店や土産物店、物販店など約50店が集中しているエリアを「琴浦グルメストリート」と名付け、地元の食材を利用したグルメを中心とした「食」での地域活性化の取り組みもされています。あごを使ったB級グルメも続々登場しており、あごをすり身にして揚げたカツをカレーにトッピングした「あごカツカレー」、あごカツをサンドした「あごカツバーガー」など話題沸騰中です!

そして、そんな鳥取県琴浦町からあごを使った万能和風だし「あご入り鰹ふりだし」が登場し、新たな特産品となっています。

あご入り鰹ふりだし。

厳選した本枯鰹節〈焼津産〉、天然昆布〈利尻産〉、枯割鯖節〈長崎産〉、香信椎茸〈宮崎産〉に鳥取名産の旨味の強い「焼きあご」を加えた万能和風だしです。家庭では揃えにくいプロ好みの5種の原料が使いやすい小袋に詰まっていて、これ一つあればお味噌汁や煮物がとても美味しく仕上がります。
 

5種の天然原料がパックに詰まっている。
煮出しただし。

我が家でも使っていますが、この「あご入り鰹ふりだし」、ほんとにおいしいんです!!! コクがあって、上品。煮出しただしは、にごりがなく澄んでいてなんともいえないいい香りで、ぐんぐん食欲が湧いてくる感じ!! 「3~4分煮出すだけで、簡単に本格的なだしが取れるし、おいしい」と私の妻にも好評です。

2008年には「鳥取県民が選ぶ旨いもん100」に選出され、まさに鳥取県民がおすすめする「だし」です。お吸い物、おでん、うどん、そば、天つゆ、茶碗蒸しなどいろいろな料理に使えます。

お吸い物。
煮物
うどん。
炊き込みごはん。

これからまだまだ寒い日が続きます。「あご入り鰹ふりだし」を使った料理で暖まるなんていかがでしょうか。「だし」になった鳥取県名産のあごをぜひ味わってみてください!

 

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