LOOK JTB×マガジンハウス magazineworld『心ゆく旅・イタリアハイライト12日間』スペシャルサイトより その19 ~ ローマのガイド モンティ地区のユニークなインテリアのお店『NORA.P』〜

(2010.04.08)

オシャレなお店が増えている人気のモンティ地区にあるユニークなインテリアのお店『NORA.P(ノーラ ピー)』。

オーナーのエレオノーラはローマの美術学校を出て、スチールカメラマンのスタイリストを経て、インテリアデザイナーをしつつ、オリジナリティにあふれた花屋を開いたり、そして、去年の3月に彼女の感性を総合的に表現したとも言えるこのアトリエをオープンしました。

オーナーのエレオノーラ。彼女の感性を総合的に表現。

「私の感性の最前線がこの場所です。ここにくるお客には私の世界そのものに紛れ込んでしまったように感じて欲しいと思っている。」と彼女が言う様に、ノーラ自らがデザインしたり、ヴィンテージの家具をリフォームしたものでいっぱいです。

ヤコブセンがデザインした椅子を廃車の板金を使って作ったり、廃物業者からまとめて買った折り畳み椅子を修復し塗装し直したり、ヴィンテージの家具にアフリカの布を貼って全く違うイメージの家具に生まれ変わらせたり、古い麻のキャンバスにシルクスクリーンプリントをしてソファーベッドを作ったり一点ものばかりですが、個性的な心温まる家具たちと言えるでしょう。

扱っている家具メーカーは2社。ミラノの『Prinio il giovane(プリニオ・イル・ジョーヴァネ)』とベルギーの『Quinze & Milan(クインツェ&ミラン)』です。彼女がリフォームした家具のスピリットを更に引き立たせてくれる家具をデザインしているメーカーなのです。
 

彫刻家グループ『MOOK』のダチョウ。
ヴィンテージとベルギーの『Quinze & Milan』の椅子。

 

展示しているアーティストたちの作品も、有名無名に関わらず彼女の選択眼に合格した人たちで、イラストレーターのジョルジャ・ガランティが作る紙の人形、デザイナーのヴァレンティナ・ジョヴァンドが廃物を利用して作る美しいシャンデリア、彫刻家グループの『MOOK (ムーク)』が作り出す古木の動物たち、アーティストのクラウディオ・ロメイがメタルやプラスティックなどで作る大きなモザイクのテーブル、そして、ミステリアスな女流画家リータ・シェルリンが描く花のある風景。

 
一見して個性が全く異なる作家たちですが、エレオノーラの世界の中で不思議に調和し一体感を醸し出しているのです。彼女の盆栽(?)も季節毎に変わり、今は満開の梅です。

 

NORA.P

Via Panisperna 220-221
00184 Roma
Tel +39-06-45473738
Fax +39-06-45477743
E-mail:nora.pastore@nora-p.com
www.nora-p.com
火ー土 11:00-13:30/14:30-19:30
月は14:30-19:30
日曜祝日は休業、8月休業

 

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