from 北海道(道北) - 9 - 『蒼い海』ビーチクリーン体験

(2012.08.16)

留萌は海に面したマチ。

港町、留萌には海水浴シーズンになると多くの人が訪れます。大切な海を、次世代の子どもたちにきれいなまま残そうと、活動を続けている地元ボランティア団体『蒼い海』とともに、留萌の海水浴場『ゴールデンビーチるもい』の清掃活動に参加しました。

結成10年目を迎える『蒼い海』は、海辺の清掃活動を中心に環境を考える活動も行っているボランティア団体。地元の小学校でも清掃活動の啓蒙活動を行っています。代表を務める鵜城雪子(うしろゆきこ)さんは、子ども達にとって、思い出のたくさんつまった故郷留萌の海が癒しの場所であり、元気をもらえる場所として残しておきたいと、9年前から海辺の清掃活動を行ってきました。当初は5、6人で始まったこの活動も今では30人以上が参加する活動として定着しています。

海辺にあるゴミは様々で、遠く外国から漂着する物もあれば、心ない人々によって捨てられていくゴミもあります。吸い殻やBBQの残骸、使用済みの花火など危険なゴミもあります。

午前7時50分、ラジオ体操が始まり、8時、清掃活動スタート。私も、蒼い海で準備した火ばさみ、ゴミ袋を片手に静かな波打ち際を歩く。海のある町に住みながら、海へ来るのは久しぶりだ。ぱっと見た限りでは大きなゴミが見当たらない。それもそのはず、2日前に留萌高校全生徒が清掃活動をしたばかりでした。それでも海辺には、真新しい吸い殻が捨てられています。腹立たしい。さわやかな潮風を感じながら1時間ほどで清掃活動を終了しました。

海を間近に感じる港町留萌に住む私たちだからこそ、故郷の海を大切に守りたい想いにかられました。

『蒼い海』と一緒にビーチクリーン体験

体験期間:5月〜9月
体験人数:【個人】1名〜
     【団体/学校教育】制限なし
お申し込み:市民ボランティア団体『蒼い海』Tel. 0164−42−3575(要事前予約)
体験料:無料
2012年スケジュール:9月8日(土)、9月22日(土)
るもい体験ナビホームページ