ローマ到着の翌日は、朝からホテルの取材へ。ツアーで利用するホテルは、デザインホテルとしても評価が高い、スペインのNHホテルの系列『NH GIUSTINIANO』。2008年10月に国の行政オフィスがあった建物を利用してオープンしたというだけあって、「本当にイタリア？」っていうぐらい、内部は新しい印象です。

テヴェレ川を渡ったところに位置するホテルは、サンタンジェロ城までは徒歩5分、ピエトロ大聖堂やバチカン市国も徒歩圏内というバツグンのロケーション。地元っ子ご贔屓のショッピングストリート、コーラ・ディ・リエンツォ通りからもすぐ近くです。

豪華な朝食ブッフェの一部。パンナコッタなど、気の利いたデザートもあります。

こちらのホテルではデザイン性の高さもさることながら、注目したいのは朝食ブッフェ。生ハムやソーセージなどの肉加工品や各種チーズはもちろん、パニーニやフレッシュな果物、小菓子まで、ずらりと取り揃っています。「ほろよい倶楽部」代表の小松さんもドリンクコーナーに置いてあるプロセッコを横目でちらりちらり。現地ガイドのみどりさんによると、イタリア人の朝食は甘いビスケットとカプチーノで終了。という人が多いらしいのですが、最近は朝食にソーセージなどの「しょっぱいもの」を食べる人が増えてきているんだとか。

もちろん日本人の私としては、しょっぱいもの、温かいもの大歓迎！　立ち並ぶおいしそうな食べ物を見ていると、俄然食欲が湧き、気づけば2度目の朝食を食べていたのでした。

開放的なロビー。デザイン本にも掲載されているだけあり、隅々にデザインセンスを感じさせてくれます。

　

ペールトーンの壁紙が明るい印象を与えるスタンダードルーム。写真のベットメイクは日本人向けにセパレートになっていますが、普段はダブルにしているそう。そのココロは、日本人の中年夫婦層からの一番のクレームは「ダブルベットは嫌！」なんだとか。なんとも寂しい話です……。

　

NH GIUSTINIANO
Via Virgilio 1 E/F/G
(+39)06.68281601

　

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