エネルギーいっぱいのシンガポールを堪能する。 – 1 - スリリングなリバースバンジージャンプ体験。
(2010.06.16)クラークキー(Clarke Quay)にあるリバースバンジーを体験してきました。クラークキーは、シンガポール川とリバーバレーロードにはさまれた一画。このエリアにはレストランやバー、エンターテイメント施設が並び、夜は、大変な賑わいを見せています。倉庫街だった町を2004年より改修し、生まれ変わり、華やかさと活気があります。ガイドブックにあるクラブを探していきましたが、すでに名前が変わっているところがみると、常に進化していっているエリアといえます。
夜風を浴びながらリバーサイドクルーズで風景を楽しみます。 |
川沿いにびっしりとならんだ店はいずれもライトアップされ、雰囲気がよいエリアをとなっています。日中の散歩ももちろんおすすめです。のんびりと歩きながらリバーサイドの風景は夜とは違ってまた楽しいものです。
マーライオンを背にして。 |
リバーポイント。 |
夕飯でおなかも満足な一行はリバーサイドクルーズに乗ることにしました。クルーズで夜風を浴びながら風景を楽しみ、一緒に乗りあった観光客との会話を楽しんだりとのどかな時間をすごしてホテルに戻る予定が……。
クルーズ後の感動に浸りながら川沿いを歩く一行の前に現れたのは、人だかり。その前にあるのは、ライトアップされたリバースバンジー、また、ビッグスウィングでした。3人乗りのリバースバンジー。丁度60%迷っている面々が選ばれ乗ることになりました。
ガイドブックによると
「時速200キロメートルでめまいがするほどの高さ、60mに及ぶ空までいってみましょう! 最新のG-MAX技術で、宇宙飛行士がロケット発射時に経験する重力を安全に経験してみましょう!」
安全に経験してみましょうって書いているところがさらにおそろしい。
「と、と、とりあえず、いっておこうか」(恐ろしい……。こわいよぉ……。)
前のお客たちが悲鳴とともに空高く舞い上がっている中の順番待ちが心臓をばくばくさせました。ベルトをセットして、それから、エンターテイメントで煙をだして、「3、2,1」のカウントのあと空へと発射されている様子。なんだか、シートベルトも頼りなさそうな感じだし、バンジーのひもも頼りなく見えてきました。
まさか自分たちがのることになるとは思っていない。 |
前のお客が悲鳴をあげて飛んでいくのを、おののきながら見る面々。 |
「過去何回事故があったのかしら」。(注:過去に一度も事故はないそうです)
「ひもが切れたら、宇宙まで飛んでいくのではなかろうか。飛んだら川に落ちそうだから大丈夫かな」。
という心配までする始末。
いよいよ、私たちの番です。祈るような気持ちでされるがままにベルトを装着されます。
何度も、「このベルト大丈夫だよね。ちゃんと閉まってる?」と確認。
このときばかりは、「大丈夫」という係りの人の声がいい加減にきこえてなりません。頼むからしっかり閉めてっと祈る気持ちです。
完全にびびる私。 |
出発前から叫ぶ私。 |
ぎゃ~!!! シンガポールの美しい空にけたたましい悲鳴がひびきました。 |
3人ともベルトを装着されました。前の人たちの発射前の段取りをみていたので、煙がもくもくと来るのを待って、それから、カウントされてと心の準備をしているところ、係りの人と会話の途中に不意打ちで発射。それからは、わけがわかりません。とりあえず、すごい速さで夜のシンガポールの空に飛んでいったのはわかりましたが、「ん? いったい、私は上を向いているのかしら、下を向いているのかしら」。天空で数回転してやっとシンガポールの夜景が夜景らしく見えてきました。巨大空中ブランコ。風が気持ちよくすばらしい景色が目前、目下に見えます。おっと、下を見てはいけませんでした、とてつもなく高いです。足がすくみます。いまさらながら落ちたらどうしようと思わされました。それからは、そろり、そろりと地面へとおりていきます。ほぉーーーー。おりてくるとやってよかったと思いました。
GX-5 エクストリームスウィングも、バーバリーロードにあります。こちらは巨大バイキングといった様子でした。
リバースバンジー、家族でも、イベントとしても利用されている方がいたようです。
はじめはかなりびびってしまいましたが、終わると、スリル満点なリバースバンジーはお勧めです。シンガポールに行く際には是非チャレンジしてみてください。
住所:Clarke Quay 3E River Valley Road Singapore 179024
クラークキー(Clarke Quay)駅から徒歩5分
昼の様子はこんな感じ。出発前に煙がもくもくとでてきます。 |
時速200キロで天空60メートルまで飛んでいきます。 |