from ミラノ(Ryoko) – 5 - ミラノ・ファッション・ウィーク その1。

(2010.03.15)

「アルビーノ」は今シーズン、AラインとIライン2つのシルエットに挑戦。

 
ミラノが最も華やぐイベント「ミラノ・コレクション」、別名MILANO MODA DONNAミラノ・モーダ・ドンナ。2月24日〜3月1日にかけて、来年の秋冬ファッションが発表されました。朝から夜遅くまで45〜60分おきにファッションショーが予定され、さらに各種イベントやプレゼンテーションもあるので、まさしく超過密スケジュールの一週間。27日土曜日なんて27のショー&イベントが予定され(当然全部は行けません、、、)という具合で、今回も怒濤のごとく日々が過ぎ去りました。そして、ようやくほっと一息。

そこで、今回のコレクション期間中のショーの様子、展示会、おすすめコレクションをみなさんにちょっとお披露目していきたいと思います。

まずは、今回私が出かけた最初のファッションショー「アルビーノ」。デザイナーのアルビーノとはデビュー2シーズン目、まだブランド名が「アルビーニ」だった頃からのおつきあい。毎回ショーにお邪魔していますが、最近はぐっと完成度が増してきて、今、最も脂の乗ってる?デザイナー。独特の素材使いとエッジーなクチュールテイストが魅力です。彼のドレスでスペシャルな気分になれること間違いなし! 個人的にも大好きなデザイナーです。過去にはアルマーニやドルガバなどそうそうたるメゾンとの仕事をこなし、現在はレ・コパンのアートディレクターでもあります。

ここ数シーズンはミラノ市内のテアトロ(劇場)でショーを行っていて、とても素敵なロケーションです。が、残念ながら、外観の写真を撮り忘れました。ごめんなさい。

ようやく始まったばかりのミラコレ。この後訪れたプレゼン→ファッションショーの様子は次回にご報告します。まだまだ続きますのでお楽しみに!
 

ショーのインビテーション。手前はクリスティーナ・ティ。
こちらは前回9月の2010年の春夏ショーのチケットたち。
ショーの開始を待つ会場の様子。
お腹がちらっと見えるルックはプラダでもお目見え。現実的には、なかなか勇気のいるスタイルだが、来シーズンのトレンドになるのか?
ショーの最後に登場したデザイナー、アルビーノ・ダマート。
ミラノ市内のウィンドーにもこんな広告ポスターが。一般市民も巻き込んで、ミラノ市内全体がファッションウィークの雰囲気に包まれます。
ショー&プレゼンテーションのカレンダー。一日中ぎっしりスケジュールが組まれます。今年は、あのアメリカン・ヴォーグのアナ・ウィンター女史が「26~28日の3日間しかミラノに滞在しない」と発言したため、その3日間にショーを行いたいメゾンとのスケジュール調整がぎりぎりまで行われた。