from 福岡 - 11 - 九州で夏を乗り切る。
熊本県球磨川で急流ラフティング。

(2011.08.18)

夏の必須アウトドア、ラフティングへ。

夏になると私の中でこれは行かんといけんでしょうというものがあります。去年初めて行った熊本の球磨川ラフティング。日本屈指の急流といわれる球磨川をゴムボートで下ります。



ヘルメット、ライフジャケット着用。インストラクターがボート一艘にひとりずつつきます。インストラクターによっては、水をかけてきたり、ボートをひっくり返してみたり、とさまざま。どんなインストラクターさんかなというのも楽しみのひとつです。ボートに乗り込む前には、流され方(安全な場所では、ボートから降りて川で泳いだり、遊んだりします)や注意事項を説明してくれるので安心です。私たちが選んだのは3時間のコース。8人乗りのボートに乗り込みます。

元気な掛け声とともに、オールで漕ぎ、進んでいきます。ボートが浮くぐらいのいいタイミングで波に突っ込むために、インストラクターが「まだ、まだ、もっと漕いで~」などと声をかけて、私たちをせきたてます。4人でボートに乗り込んだ私たち。休むと明らかにばれます……。半分叫びとも言えない「いち、にっ」の掛け声に変わるほど漕ぐと、やっと、ボートが高く飛ぶポイントに。ボートは、勢いよく波と波の間に入り、その反動でボートが半分ぐらい浮くほど空に飛びます。

さらに、ボートの先頭に、皆に背を向けて腰掛けたりします(足の間につかむところがあります。)。皆はうしろに座っているためにボートの前方は高くあがった状態で進むのです。ザッパ~んともろに波をうけますが、これがまた楽しいっ!

さて、遠くに見えてくるのは、崖。そこには、列が……。


ワイヤレスバンジーやターザンロープなどメニューはいろいろ。

もしや。そう、そこは、飛び込みスポット。「ワイヤレスバンジー」とよばれる飛び込みは、高さ4、5mほどあるでしょうか。身長をいれると、6、7m。かなりの高さです。他にも高校生のチームがいましたが、遠くからみるに、バック転しながらはいったりもしていました。ありえません。私たちのインストラクターは人が混んでいないスポットにいこうと違うところへ案内してくれました。人が多かろうが、少なかろうが、足はすくみます。

一緒に行ったメンバーは4名。1人めが飛び込み。そして、私の番。上から覗き込んで見る。「ごわいよぉ」しかし、ここまできたら、やめたというのもなんとも悔しい。では、心を決めて、「みんなでコールかけてー!よし、3、2、1!」


飛んで水が近くなってくる間はスローモーション。(なんで飛んだんだろう)
と冷静に後悔している自分がいるのは面白いものです。

ザッパ~ん!!!

おもしろいっ!楽しい!! 
飛び込んだあとは、なぜか笑ってしまいました。そのあとは、ほかのメンバーに「楽しいよぉ」と能天気なコメントをするほどに。

そのほかにも、ターザンのようにロープを持って振り子のように振った勢いで飛び込むスポットもあり。私はというと、振り子の一番高いところで飛び込むはずが、少々びびってしまい、少し戻ってきたところで飛び込んでしまいました。ロープのエリアではほかの団体さんとも一緒になり、いろんな方の飛びシーンを目撃したのですが、回転しながら華麗に飛び込む方もおれば、仙人のように水面をまるで歩くかの如く進み、最後には、靴を片方置き去りにするという芸当をする方もおられました。


くま川下り株式会社

熊本県人吉市下新町333-1

Tel:0966-22-5555