今こそ、オアフ島! vol.13 ノースショアで創作活動をするアーティスト、マーク・スワンソン。

(2010.12.28)

オアフ観光局のTOSHIです。

冬になると30フィート以上の大波がビーチに押し寄せてくるサーファーの聖地、ノースショアでは毎年世界レベルのサーフィン大会が開催されます。世界中から多くのサーファーが集うハレイワタウンは、サトウキビやパイナップルなどのプランテーション時代に栄えた町で、今でも当時の面影を色濃く残しノスタルジックな町並みが残っています。

近代的なワイキキとは趣きが異なり素朴で古き良き時代のハワイを彷彿させる風情溢れる町です。地域社会を大切にする人々が暮らす昔から変わらぬ素朴な佇まいが軒を連ねるハレイワタウンにはのんびりとした時間が流れています。山、川、海、空といった自然が身近に感じるノースショアは、旅行者が訪れてもほっとする場所でもあります。

そんなノースショアに魅せられアメリカ本土から移り住んだアーティストを紹介しよう。

会う人誰をもゆったりとした気持ちにさせてくれるマーク・スワンソン。

友人が経営する『グラススカートグリル』でコーヒータイムを楽しむのが日課というマーク・スワンソン氏は、トロピカルなタッチで女の子を描いたイラストで知られるアーティストです。彼のイラストはポーチやバッグなど身近なグッズにプリントされているので、みなさんも一度は見かけたことがあるかもしれません。

彼は以前ハリウッドでスピルバーグ監督の映画でアニメーショングラフィックスなどを担当されていて、華やかな映画界で仕事のやりがいはあるものの、ストレスも多く家族ともなかなか一緒にいられずすっかり疲れてしまっていたそうです。そんな中、奥さんの親戚が暮らすノースショアに度々訪れ、小さなこの地域社会が居心地よく映画界を引退し引っ越すことにしたそうです。その時にたまたま訪れたグラススカートグリルのオーナーであるジョニーさんと親しくなり、お店のポスターを作ったところ評判に。

また奥様のバッグにイラストを描いたらそれも評判になり、ジョニーさんが経営するグラススカートグリルとストロングカレントのお店で販売したところ、人気が人気を呼び、いまやワイキキのショップでも扱われるようになり、ハワイを代表するお土産にもプリントされるようになっています。

ノースショアで自分らしい時間を家族と過ごすことで様々なイラストのインスピレーションが降りてくると言うマークさんは、今また仕事が忙しくなっているそうですが、ビーチを散歩したり、サーフィンをしたり、こうしてのんびりコーヒーを嗜む時間があるから大丈夫だそう。鳥とともに歌っていたり、楽器を奏でていたり、これぞハワイの空気感を伝えてくれるハッピーなイラストは、これからも愛され続けると思います。

 

 

ストロング カレント

(808)637-3410
66-208 Kamehameha Hwy. Haleiwa, Hi 96712
10:30~18:30
http://www.strongcurrenthawaii.com/

 
グラス スカード グリル

(808)637-4852
66-214 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712
11:00〜18:00(ラストオーダーは6時まで)

 

スワンソンさんから読者の皆さんへ、オリジナルグッズのプレゼントをいただきました!
可愛いロコガールが描かれたサイン入りイラスト原画2点など、応募はこちら。

ハワイオアフ観光局
http://www.visit-oahu.jp/