from 北海道(道央) – 18 - 「札幌出張」の際には必携!!

(2009.12.22)

行ったことのない土地へと出張に出かけなければならない。 そういうとき、距離感がつかめない、その日初めてお会いする方がほとんどであるとすれば、「どこで昼ご飯を食べよう」 「どうせ一泊なんだし、折角なら夜一人で美味しいものでも食べたいな」といった余裕を持てないときって、ありますよね。

この度、私の友人である小西由稀(こにし・ゆき)さんが出版することとなった本は、まさに「出張に行く、行かなければならないとき」に、とっても重宝する本なのです。しかも、ビジネスマンであれば、出張で出かける機会の多い「札幌」。

小西さんは、北海道・室蘭市の中央町にあった『お賀め鮨(おかめずし)』さんの娘さんとして生まれ、高校生まで室蘭で生活されていました。 寿司屋さんの娘さんですから、「食」に関しては、我々には持ち得ないほどの研ぎ澄まされた感性をお持ちの方なのです。間違いありません!

また、小西さんは、読売新聞・北海道版に「Do 旬感覚」というコーナーがあるのですが(ネットでもご覧になれます)、そちらに記事を掲載されていたり、地元のTVやラジオでも活躍されているとってもチャーミングで素敵な独身女性なのです!

本人は「フードライター」という肩書きを使っています。しかし、彼女の書いた文章を読んでいただければご理解いただけると思いますが、下手な「作家」を超越した文章表現力をお持ちなのです。

生まれながらの家庭環境の中で培われた「食」に対する感性、加えて文章力、そして何よりも「万人から愛される」対人関係におけるバランス感覚の良さ。こういったすべての要素が相まって、小西由稀・待望の初書籍『おいしい札幌出張 45の美味案内』(エイチエス(株)発行)として全国一斉に発売されることとなったのです!!

2009年12月22日『おいしい札幌出張 45の美味案内』。全国で発売となります。
新刊本の出来上がりを記念して小西由稀(こにし・ゆき)さん(写真右)と筆者。

本の中で紹介されているお店の中には、自分もよく通っていたお店、今も通っているお店も紹介されています。「小樽・鉄路・写真展」を主催されている岩浪睦(いわなみ・まこと)氏による写真に加えて、彼女持ち前の文章力で、それぞれのお店が持つ豊かな個性がはっきりと分かるように紹介されています。

どこのお店も、フラリと一人で立ち寄ることができるお店であり、札幌への出張者にとってみれば本当に使い勝手のよい本に仕上がっています。 本の裏表紙には、札幌市内の地図が掲載されていて、紹介されているお店の場所もプロットされていることから、機能的にも優れた本なのです。出張途中の飛行機やJRの中で10分程度の時間があれば、パラパラと眺めつつ「あっ、ここの店、絶対に行ってみたい!」と思うお店が確実に見つかるはずです。

ちなみに、今回の写真撮影でお邪魔したお店(『Le Plat』さん)は、こちらの書籍には紹介されていません。なぜかと言えば、確実に事前予約が必要なワイン居酒屋であり、この本を目出度く卒業された方にお薦めです。どうしても行ってみたい方は、来年になりますが、私の「エリアナビ」でご紹介する予定ですので、そちらもお見逃しなく(笑)。

首都圏では12月22日(火)、それ以外の地域では25日(金)頃から入手可能とのことです。 札幌出張必携の一冊!! いや。札幌に転居してきた方も含めて、一家に一冊の必需品だと思いますよ~。

 

「北海道のおいしい時間」(小西由稀さんのブログ)

 

「〈馴染みをもう一軒〉毎月通う札幌出張」というジャンルに紹介されている「マルカ商店」さん。巷でホルモンが人気とのことだが、流石に「プルホルモン」というツボは外さない。
掲載されていることが、実に意外でした!! 私が本店勤務のときには、月に一度通っていた「晩酌処 かんろ」さん。札幌市北区に店を構えて30年。息の長いお店です。
「〈一歩先を楽しむ〉3度目からの札幌出張」というジャンル。「そっか。3回目の札幌出張で初めて足を踏み入れることができるのか」と、札幌人は考える。「cucina italiana magari(クッチーナ イタリアーナ マガーリ)」さん。確かに繁華街を外れてますが、ちょっと足を伸ばして食べに行きたいお店です。
ともに新刊本の出来上がりを喜ぶ写真左から筆者の姉、小西さん、当社取締役(農業生産加工販売担当)である廣川まどか。