from プーケット - 6 - 祝世界進出! 私達、モデルデビューしました……。

(2010.01.26)

不況の煽りを受け昨年末にレギュラーの仕事を突然失い、おうち引きこもりのニート状態の今日この頃。年がバレるので、あまり大きな声ではいえないですが(バレ、バレだって!)年女の2010年。『12年に1度の良い年』のはずなのに年明け早々にこんな出だしでいいものか? と日々悶々と思う寅年のあたしです。が、突然『モデルをしてみない??』という嘘みたいなお誘いが舞い込みました! といってもエロい写真(?)でもなんでもなくウォータースポーツモデルです。

し、しかも、フォトグラファーは超、超、超がつくほど有名なフランス人ウォーターフォトグラファーBernard Biancotto氏。フランス語版『ウィキペディア』にも記事がのっかっちゃってる人でウィンド界の元祖神様ロビー・ナッシュやビックウェーバーで有名なサーファーレイヤード・ハミルトン、伝説の巨大な波ジョーズを海から、ジェットスキーから、ヘリコプターからといろいろな角度で撮りまくっているウォータースポーツ界では知らない人はいないというほどの大物写真家! 

ウォーターフォトの世界で知らない人はいないBernard Biancotto氏。

きっとこの記事を読んでいる人は「そんなすごい人がなぜ年女のあんたにモデルを頼んだの?」という疑問が頭によぎっていると思うのですが、理由はいたって単純明快で最近日本でも流行りだし中のスタンドアップパドル(SUP)ができる「アジア系女子」が必要だっただけのお話です。サーフィンもウィンドサーフィンも途中で挫折したあたしですが、のんびりマイペースでできるスタンドアップパドルは休日に近所のビーチでのほほ~んとカヌー感覚で楽しんでいる見た目は完璧タイ人のあたしにお声がかかっただけというだけの話でした。

今回、彼らはフランスの大手ボート専門雑誌『Neptune Nautisme』の特集取材でピピ島を始めとしたプーケット近郊島々を船で周っていて、私が同行した撮影も彼らがレンタルしていたカタマランスタイルのボートに乗って移動。目指すは、ダイビングスポットとし有名なラチャヤイ島へ出発進行~!
 

プーケット最南端ビーチ「ナイハーンビーチ」から出発。
ダイブポイントラチャヤイ島。高級ホテル『ザ・ラチャ』があることでも有名。

撮影のメインは船とスタンドアップパドルのコラボ。モデルといってもただのおまけちゃんのあたし&娘ちゃんだったのでした。帰途途中に今回撮影した写真をキャビンの中で見せてもらいましたがゾクッとするほどの素敵なショットばかり。驚いたのはフォトのクォリティーだけではなく、世界が認める写真家は、人間的にも尊敬できる良い意味で普通人だったということ。ハウジングとかも気軽に持たせてくれるし、写真についての素朴な疑問などもあっさり答えてくれる。ボートも自分で運転しちゃうし、ビールもあたしと同じゾウさん印がポイントの格安タイビール『ビアチャン』好きだし。(これあんまり、関係ないけど。)「ボクは日が暮れたら水ではなく、酒しか飲まないんだ。」という言葉には「弟子にしてください!」と跪いて懇願したいほど惚れました♥
 

ダイビングポイント名は『バンガローベイ』。高台にバンガローが並んでいるから?
ボードはお気に入りブランド「スターボード」でキマリ!

一緒に旅をしていたジャーナリストさんもシンプルでナイス。彼らを始め海外のジャーナリストの人って自画自賛しなくて一般人に対してもいたってフランクに接してくれる所が高感度大。たった半日だけれども今回の撮影に同行して良い意味で影響を受けました!さて、話は変わりますが、六星占術では『金星人+』のあたし。今年は自分の望みが叶う最高の時期らしい。ということは、売れっ子ライターいや、世界的モデルになる日も近い????(まったくもって予定なし。)

忘れずに記念撮影。パシャ。